ラインタイプは、図形の中心点から両方向に伸びる線に沿って繰り返される1組の2D幾何要素です。幾何要素はシンプルな破線か、または塗りつぶしを適用したさらに複雑な2D形状を設定できます。
ラインタイプの線の色と太さはリソース定義に含まれません。図形にラインタイプを適用したら、属性パレットを使用してその図形の線の色と太さを設定します。これにより柔軟性が高まるため、たとえば複数の図形で同じラインタイプを使用しながら別の色を設定できます。
ラインタイプ定義を作成するには:
1. リソースマネージャの新規リソースをクリックし、ラインタイプを選択して、作成をクリックします。あるいは、ツールバーにあるリソースタイプリストからラインタイプを選択して、新規ラインタイプをクリックします。
新規ラインタイプダイアログボックスが開きます。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
2.OKをクリックして設定を保存します。
● 単一ラインタイプの場合、定義が完了し、新しいラインタイプがリソースマネージャに表示されます。
● 複合ラインタイプの場合、ラインタイプの編集ウインドウが開きます。ウインドウの中央を横断する赤のベースラインはラインタイプのパスを示しますが、ラインタイプの形状には含まれません。
3.複合ラインタイプを作成するには、面や文字など希望する2D図形(シンボルおよびパラメトリックオブジェクトは許可されていません)を含むラインタイプ形状を描画します。すべてのラインタイプ定義において、線の色は黒、線の太さは0.03 mmです。図形を作成する場合、その図形を半透明にしたものが左右に表示されます。複数の図形を模様に追加できます。
4.複合ラインタイプの間隔を調整するには、繰り返しのいずれかをクリックしてドラッグします。再度クリックすると、新しい位置が設定されます。編集中に繰り返しを非表示にするには、編集ウインドウの空白領域で右クリックして、コンテキストメニューの反復を表示オプションを選択解除します。
5.複合ラインタイプ形状の描画が完了したら、ラインタイプを出るをクリックします。指定した名前でラインタイプが保存されます。
ラインタイプはVectorworksの図面ファイルに保存されます。ファイルを保存しておらず、ラインタイプが標準リソースでない場合、プログラムを終了するとラインタイプは失われます。
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