カーテンおよび一文字幕を挿入する

ソフトグッズツールを使用すると、曲線または直線のステージカーテンまたは一文字幕を作成できます。カーテンを描画するには、ソフトグッズツールを使用するか、曲線を作成した後に図形からオブジェクトを作成コマンドを選択します（図形からオブジェクトを作成するを参照）。

ソフトグッズに吊点を表示するには、Braceworks設定で吊点のクラスを有効にします（Braceworks設定を参照）。

1. ツールと作成モードをクリックします。頂点指定モードまたは3点を通る円弧モードを推奨します。曲線描画モードに関する詳細は、曲線を描くを参照してください。

2.設定をクリックすると、オブジェクトのプロパティダイアログボックスが開きます。

3.形式リストからカーテンまたは一文字幕を選択し、ツールのその他のデフォルトパラメータを指定します。カーテンまたは一文字幕のパラメータは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。ただし一部のパラメータは、一文字幕では使用できません。

4.クリックして、ソフトグッズオブジェクトの開始点を設定します。

5.再度クリックして、セグメントの終点と次のセグメントの開始点を指定します。カーテンまたは一文字幕オブジェクトが完成するまで描画を続けて、ダブルクリックします。

作成後、ダブルクリックするとソフトグッズオブジェクトを変形できます。変形ツールが自動的にアクティブになり、図面でオブジェクトを直接変形できるようになります。

パラメータ	説明
形式	カーテンまたは一文字幕を選択します（カーテンパーテーションの組立品についてはカーテンパーテーションの組立品を挿入するを参照してください）。
調整幅	直線のカーテンまたは一文字幕の長さを指定します。
高さ	カーテンまたは一文字幕の高さを設定します。
上部の高さ	カーテンの高さとその高さ位置（Z値）を考慮して、カーテンまたは一文字幕の上部の高さを表示します。
下部の高さ	カーテンまたは一文字幕の下部の高さ（床面からの距離）を表示します。
中心線を表示	2D／平面ビューでは、カーテンの中心線または一文字幕の基準線を表示します。
マーカーを表示	カーテンの始点側、終点側、または両方にインジケータを配置します。
パイプを追加	カーテンにパイプを描画します。パイプの長さは、カーテンの長さと同じです。
カーテンボックスを表示	カーテンボックスを描画します。
ボックスの幅	カーテンボックスの幅を設定します。
引き綱を表示	ボックスの左または右に引き綱を表示するか、または引き綱を非表示にします。
振り竹を追加	カーテンを振り落とす振り竹を追加します。
端部からの距離	カーテンの端部から両端の振り竹のツノが配置される位置までの距離を示します。
ツノの間隔（目安）	希望するツノの間隔を入力します。
ツノの間隔（実寸）	実際のツノの間隔を表示します。
ツノの数	配置されたツノの総数を表示します。
開閉位置	カーテンの場合、中央またはいずれかの端にカーテンの開閉部分を作成します。
開閉の幅	カーテンの開閉部分を選択している場合、開閉部分の幅を指定します。
開閉部分を破線表示	2D／平面ビューでカーテンの開閉部分を破線で表示します。
逆位置	一文字幕の場合、カーテンを中央の基準線の反対側に切り替えます。
レール合計全長	曲線のカーテンの場合、カーテンの全長を表示します。
パーテーション1枚当たりの幅	個々の布地の幅を指定します。
最小重なり寸法	カーテンの重なりの寸法を指定します。
ひだ無し仕立てのゆとり倍率（％）	各カーテン留めにおける重なりの比率を設定します。この比率は合計布地枚数に影響を与えます。
合計布地枚数	指定したパーテーション幅を基にして、必要な布地の数を表示します。
布地の端部を表示	1枚の布地が終わり、次の布地が始まる場所にマーカーを配置します。
重なりを表示	布地が重なる場所を示します。
2D簡略表示	カーテンまたは一文字幕の2D／平面ビューを一時的に簡略化し、線として表示します。
3D簡略表示	カーテンまたは一文字幕の3Dビューを一時的に簡略化し、平坦な面として表示します。
ひだの幅	ひだの一山分の幅を入力します。
ひだの奥行き	ひだの奥行きを入力します。
ひだを反転	ひだの正の位置と負の位置を切り替えます。
始点側裾幅調整	一文字幕の場合、一文字幕の始点をオフセットします。
終点側裾幅調整	一文字幕の場合、一文字幕の終点をオフセットします。
3Dカーテンオプション	3Dカーテンオプションダイアログボックスが開きます。カーテンの表示を3Dで設定します。ソフトグッズの3D表示オプションを設定するを参照してください。
現在のオプション設定	選択中の3Dオプションを表示します。
設置場所	必要に応じて、カーテンまたは一文字幕の位置に関する注釈を入力します。
素材色	カーテンまたは一文字幕の色に関する注釈を入力します（カーテンの表示には影響しません）。
素材タイプ	カーテンまたは一文字幕の素材に関する注釈を入力します（カーテンの表示には影響しません）。
上部仕上げ	カーテンまたは一文字幕の上部の仕上げを選択します。
間隔	ひも、フック、またはハトメの仕上げの間隔を設定します。
裾仕上げ	カーテンまたは一文字幕の下部の仕上げを選択します。
横端仕上げ	カーテンまたは一文字幕の両端の仕上げを選択します。
ひだ倍率（％）	カーテンまたは一文字幕のゆとり幅の情報を指定します（カーテンの表示には影響しません）。
裏地	カーテンまたは一文字幕の裏地素材に関する注釈を入力します。
注釈	在庫番号などのデータをはじめ、その他の必要な情報を入力します。
文字のオプション	文字のオプションダイアログボックスが開き、ラベルの文字を表示したり書式設定したりできます（ソフトグッズオブジェクトのラベルを書式設定するを参照）。
文字位置をデフォルトへ戻す	文字ラベルは制御点をドラッグして移動することができますが、このオプションは文字ラベルをデフォルトの位置に戻します。
クラス	クラスダイアログボックスが開き、ソフトグッズオブジェクトのさまざまな部分のクラス名を指定できます。ソフトグッズの各部を表示、グレイ表示、または非表示に設定できます。雛形のクラスを使用するか、図面にあるクラスのリストからクラスを選択するか、または新しいクラスを作成します。<ソフトグッズのクラス>を選択すると、ソフトグッズオブジェクトと同じクラスにソフトグッズ要素が配置されます。 ● クラスの前記号：すべてのソフトグッズ部品に使用する、デフォルトの基本クラステンプレートをオプションで指定します。前記号付きのデフォルトクラスを割り当てるをクリックすると、すべてのソフトグッズのクラス名をまとめて分類するために、クラス名の先頭に前記号が追加されます。 ● 前記号付きのデフォルトクラスを割り当てる：クラスの前記号がある場合はこれを使用して、すべてのソフトグッズ要素のクラス名を雛形に設定します。 ● ソフトグッズ要素：ソフトグッズオブジェクトの部分ごとに、雛形のクラス名を指定します。ここに表示されるクラス名は、要素に適用されます。
更新	オブジェクト情報パレットのパラメータを変更した場合にオブジェクトを更新します。
荷重情報	Braceworksの計算で、ソフトグッズオブジェクトは分布荷重と見なされます。カーテンの線分はリギングオブジェクトに平行にする必要があります。荷重情報はBraceworksの計算とレポートに使用されます（Braceworksが必要）。
荷重計算に含める（Braceworksが必要）	Braceworksの計算にソフトグッズオブジェクトを含めます。構造計算からオブジェクトを除外するには、選択を解除します。
荷重グループ名	ソフトグッズオブジェクトの荷重カテゴリは常に大道具になります。
荷重ID	レポートの参考情報として、荷重に固有のIDを入力します。
荷重名	荷重計算でオブジェクトを識別するための名前です。
単位長さ重量	ソフトグッズオブジェクトの単位長さ重量を入力します。ここでの変更は、総重量値にも影響を及ぼします。
総重量	オブジェクトの総重量を入力します。
頂点のパラメータ	カーテンの基になるパス図形の頂点を編集します。頂点に基づく図形を編集するを参照してください。