ステージステップを挿入する

ステージステップツールを使用すると、通常は仮設ステージ構造物と一緒に使用するポータブルステップを図面に挿入できます。手摺のタイプ、形状、サイズ、外観、および表示をカスタマイズできます。

2.クリックして図面にオブジェクトを配置し、再度クリックして回転角を設定します。

ファイルで初めてこのツールを使用する場合は、プロパティダイアログボックスが開きます。デフォルトパラメータを設定します。パラメータは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。

パラメータ	説明
構造	ステージステップのスタイルを選択します。自動調整式のステップは側板の長さと段数が固定されており、ステージの高さに合わせて蹴上げの高さが自動調整されます。その他のタイプのステップのパラメータは、選択した作成基準オプションによって決まります。
作成基準	ステップが自動調整式でない場合は、ステップのパラメータを決める方法を指定します。ステージの高さと段数を設定する方法と、ステップの段数と蹴上げの高さを設定する方法があります。選択した内容に応じて設定可能なステップのパラメータが決まり、その他のパラメータは計算されて表示されます。 ● ステージ高さと段数：ステージの高さと指定した段数を基に、ステップの高さと蹴上げの高さが自動計算されます。 ● 段数と蹴上げの高さ：指定した段数と蹴上げの高さを基に、ステップの高さとステージの高さが自動計算されます。
ステージ高さ	ステージの高さを設定または表示します。
ステップユニットの幅	各ステップの幅を指定します。
側板の長さ（自動調整式ステップ）	自動調整式ステップの側板の長さを指定します。
側板の厚み（自動調整式ステップおよび自立式（オープン型）ステップ）	側板付きステップの側板の厚みを設定します。
パーテーションタイプ（自立式（オープン型）ステップ）	側板を段板の内側の下部に配置するのか、または外側に配置するのかを選択します（使用可能なステップ領域は、側板の厚みの設定に影響されます）。
追加の側板（自立式（オープン型）ステップ）	1つ以上の支持側板をステップに追加します。ステップの幅を基に等間隔に配置されます。
両脇側板のオフセット（自立式（オープン型）ステップ、内側タイプの側板のみ）	階段の両脇にある外側の側板を、指定した距離だけ内側（ステップの下部）に移動します。
矢印の表示	2D／平面ビューでの矢印の表示を選択します。矢印は、上向きまたは下向きにできます。文字のオプションで、図面上の矢印の文字ラベルに「上り」と「下り」のどちらを表示させるかを選択します。
矢印のサイズ	矢印を描画する時には、矢印の頭のサイズをファイルの単位で設定します。
ステップ詳細
段数	段数を指定します。
ステージの高さに最上段を追加	平段の一番上に段を追加して、ステージと同じ高さに設定します。
最上段の高さ	最上段の高さを表示します。
シングルステップの蹴上げの高さ	ステップ間の距離を設定します。
ステップの厚み	各ステップの厚みを指定します。
シングルステップの奥行き	各ステップの奥行きを指定します。
段鼻の出（自立式（オープン型）ステップ）	段鼻の距離（ステップの側板から突き出る長さ）を設定します。
段板面の色／テクスチャ	3Dオプションで選択しているテクスチャまたは色を表示します。
縁部分の色／テクスチャ	3Dオプションで選択しているテクスチャまたは色を表示します。
傾斜（計算値）
角度	階段の傾斜を角度で表示します。
比率（垂直距離：水平距離）	階段の傾斜を垂直距離：水平距離比で表示します。
パーセント（勾配）	階段の傾斜を勾配のパーセンテージで表示します。
脚部／構造詳細
脚の形状（自立式（フレーム型）ステップ）	自立式（フレーム型）ステップ構造タイプで脚の形状を、四角形、八角形、円形から選択します。
脚の色／テクスチャ	3Dオプションで選択しているテクスチャまたは色を表示します。
手摺詳細
左側の手摺を表示／右側の手摺を表示	手摺を左側のみ、右側のみ、両側で表示するかを選択します。手摺のパラメータは両側に適用されます。
手摺の高さ	上部手摺の高さを指定します。
追加の手摺（中央部）（シンプル、自立式（ソリッド型）、または自立式（オープン型）ステップ）	1つ以上の手摺セットを、ステップの幅を基に等間隔にステップに追加します。このパラメータは、左右両側の手摺が表示されるように選択している場合にのみ使用可能です。
追加の横桟	横桟を手摺に追加します。自動調整式ステップには使用できません。
追加の縦桟	縦桟を手摺に追加します。自動調整式ステップには使用できません。
手摺の形状	手摺の形状を、四角形、八角形、円形から選択します。
手摺の色／テクスチャ	3Dオプションで選択しているテクスチャまたは色を表示します。
3Dオプション	3Dビューで適用できるステップ要素の外観を指定します。3Dオプションダイアログボックスが開きます。ステップの指定可能な箇所ごとに、色リストから色を選択するか、テクスチャ（カスタム）を選択し、現在のカスタムテクスチャをクリックしてリソースセレクタを開きます。リソースをダブルクリックして選択します。オブジェクト情報パレットの該当するセクションに、選択した色またはテクスチャが表示されます。シンプル構造のステージステップの外観は、属性パレットで設定します。
セットカート ID	文字のオプションを設定して図面に配置できる、ステップに関する情報を入力します（ステップの外観には影響しません）。
注釈	注釈を追加します。文字のオプションを設定して図面に配置できます。
文字のオプション	文字のオプションダイアログボックスが開き、ラベルの文字を表示したり書式設定したりできます。
文字位置をデフォルトへ戻す	文字ラベルをデフォルトの位置に戻します。
クラス	クラスダイアログボックスが開き、ステージステップのさまざまな部分のクラス名を指定できます。ステージステップの各部を表示、グレイ表示、または非表示に設定できます。雛形のクラスを使用するか、図面にあるクラスのリストからクラスを選択するか、または新しいクラスを作成します。<ステージステップのクラス>を選択すると、ステージステップと同じクラスにステージステップ要素が配置されます。 ● クラスの前記号：すべてのステージステップ部品に使用する、デフォルトの基本クラステンプレートをオプションで指定します。前記号付きのデフォルトクラスを割り当てるをクリックすると、すべてのステージステップのクラス名をまとめて分類するために、クラス名の先頭に前記号が追加されます。 ● 前記号付きのデフォルトクラスを割り当てる：クラスの前記号がある場合はこれを使用して、すべてのステージステップ要素のクラス名を雛形に設定します。 ● ステージステップ要素：特定の構造タイプのステージステップの脚の中心を表す基準点を含めて、ステージステップの部分ごとに、雛形のクラス名を指定します。ここに表示されるクラス名は、要素に適用されます。
更新	オブジェクト情報パレットのパラメータを変更した場合にオブジェクトを更新します。