ステージリフトを挿入する

ステージリフトオブジェクトを図面に追加して、スピーカー、トラス、およびその他のステージ装置を支えるためにステージ上によく配置される、一般的に調整可能な支持器具を表示させることができます。ステージリフトは、展開した状態でも折りたたんだ状態でも表示でき、外観とフォークの位置を指定できるほか、ラベルを付けることもできます。

2.クリックして図面にオブジェクトを配置し、再度クリックして回転角を設定します。

ファイルで初めてこのツールを使用する場合は、プロパティダイアログボックスが開きます。デフォルトパラメータを設定します。パラメータは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。

パラメータ	説明
収納状態	選択すると、ステージリフトが折りたたまれ、マストが完全に引っ込められます。フォークと支持脚が収納した状態で配置されます。ステージリフトを収納状態にすると、一部のパラメータが使用できなくなります。
フォークの位置	フォークを上下のどちらの位置にするかを選択します。または、リフトのフォークをなしに設定することもできます。
フォークの高さ	フォークの高さを設定します。マストが自動的に引き出され、ステージリフトにマストの高さが加えられて、設定できる最大の高さになります。
フォークの最大高さ	すべてのマスト部分が引き出された場合の、フォークに設定できる最大の高さが表示されます。
フォークの幅	フォークの間隔を、フォークの内側で計測して指定します。幅を0に設定すると、フォークが非表示になりますが、十字は表示されたまま残ります。
フォークの向き	フォークの向きを水平か垂直かで選択します。
3D時の色
フォークの色	フォークの色をグレイまたは黒から選択します。
マストの色	マストの色を黒またはシルバーから選択します。
脚部とベース	リフトが3D表示になっている時の脚部とベースの色を、グレイまたは黒から選択します。
金物	リフトが3D表示になっている時の金物の色を、シルバーまたは黒から選択します。
名前、リフトのタイプ、設置場所、荷重の形式、積載荷重、注釈	文字のオプションを設定して図面に配置できる情報を追加します。
文字のオプション	文字のオプションダイアログボックスが開き、ラベルの文字を表示したり書式設定したりできます。
文字位置をデフォルトへ戻す	文字ラベルをデフォルトの位置に戻します。
クラス	クラスダイアログボックスが開き、ステージリフトのさまざまな部分のクラス名を指定できます。ステージリフトの各部を表示、グレイ表示、または非表示に設定できます。雛形のクラスを使用するか、図面にあるクラスのリストからクラスを選択するか、または新しいクラスを作成します。<ステージリフトのクラス>を選択すると、ステージリフトと同じクラスにステージリフト要素が配置されます。 ● クラスの前記号：すべてのステージリフト部品に使用する、デフォルトの基本クラステンプレートをオプションで指定します。前記号付きのデフォルトクラスを割り当てるをクリックすると、すべてのステージリフトのクラス名をまとめて分類するために、クラス名の先頭に前記号が追加されます。 ● 前記号付きのデフォルトクラスを割り当てる：クラスの前記号がある場合はこれを使用して、すべてのステージリフト要素のクラス名を雛形に設定します。 ● ステージリフト要素：ステージリフトの脚の中心を表す基準点を含めて、ステージリフトの部分ごとに、雛形のクラス名を指定します。ここに表示されるクラス名は、要素に適用されます。
更新	オブジェクト情報パレットのパラメータを変更した場合にオブジェクトを更新します。