単位

 Vectorworksプログラムでは、さまざまな単位を用意しており、カスタマイズした単位を作成する柔軟性も備えています。選択した単位は、ルーラーに表示される測定値から、寸法やワークシートに使用される測定値に至るまで、図面全体に適用されます。

単位を指定する

コマンド

パス

単位

ファイル>書類設定

単位コマンドを選択すると単位ダイアログボックスが開きます。単位ダイアログボックスには、複数のペインが用意されています。

灌水システム(Vectorworks Landmarkが必要)など、プログラムの一部の領域では異なる単位仕様で設定できます。

現在の単位を設定または変更するには:

1.      コマンドを選択します。

単位ダイアログボックスが開きます。

2.単位表示パラメータを指定します。

単位:設定オプション

単位:寸法ペイン

寸法ペインの設定は、図面全体の単位と、主寸法の端数の丸め方に影響を及ぼします。

単位:補助寸法ペイン

補助寸法ペインには、寸法ペインにあるものと同じパラメータが数多くありますが、その設定は補助寸法にのみ適用されます。2種類の寸法併記を使用していない場合、この設定は適用されません。2種類の寸法併記に関する詳細は、2種類の寸法を併記するを参照してください。

単位:Energos(エネルギー解析)ペイン

Energos(エネルギー解析)ペインの設定は、エネルギー解析の計算や表示に影響を及ぼします。詳細はEnergosエネルギー解析モジュールを参照してください。

単位:構造ペイン

構造ペインの設定は、 イベントのリギングと構造解析(Vectorworks Spotlightが必要)の計算や表示に影響を及ぼします。

DesignSeries.png単位:マテリアルペイン

マテリアルペインでは、ファイルの設定とは別にマテリアルリソースの計算や表示の単位を設定します。必要な単位を選択します。

カスタム単位を作成する

コマンド

パス

単位

ファイル>書類設定

カスタマイズした単位を作成するには:

1.      コマンドを選択します。

単位ダイアログボックスが開きます。

2.適切な単位リストからカスタムを選択します。既存のカスタム測定単位を編集する場合は、単位リストからカスタム名を選択します。

3.カスタムをクリックします。

単位のカスタマイズダイアログボックスが開きます。各フィールドに入力できる値は、カスタム単位の種類によって変化します。