輪郭線を作成する

輪郭線は地形モデルを変更する開いた3D多角形で、一定の高さの等高線を表します。造成図形は現況地形モデルまたは計画地形モデルに適用できます。地形モデルは更新時に変更されます。造成図形ツールで輪郭線を描画するか、または曲線を描画した後に図形からオブジェクトを作成コマンドを選択して、曲線を造成面に変更します（図形からオブジェクトを作成するを参照）。

1. ツールとモードをクリックします。必要に応じて、ツールバーで造成面の高さを指定します。

通常、造成図形の輪郭線は一定の高さを表しているため、造成図形に傾斜はありません。造成図形に傾斜があるまれな場合には、勾配の値を指定します。勾配の矢印は、傾斜の向きを示します。勾配の矢印の開始点は、傾斜している輪郭線で高さが0の点を示しています。勾配の矢印の制御点を選択し、どちらかの端を移動します。勾配の矢印を非表示にするには、勾配を表示の選択を解除します。

パラメータ	説明
簡素化に使用する距離	隣接する2つの造成図形部分で、最も近い部位間の水平方向の距離を再定義する正の値を入力します。距離が長いほど、造成図形の多角形は簡略化され、地形モデルを変更するソースポイントの数は減少します。距離が短いほど、地形モデルを変更するソースポイントの数は増加します。値を0（ゼロ）にすると、造成図形は簡素化されません。
造成用頂点数	地形モデルを変更するために造成図形で作成される頂点の数が表示されます。
形式	造成図形の種類を表します。
高さ	制御点における造成面の高度を設定します。Z値も指定している場合、高さは相加的になります。
傾斜モード	傾斜の定義方法を選択します。通常、平坦な輪郭線の場合はなしを選択すると、勾配パラメータは非表示になります。傾斜方法を選択する場合は、勾配または傾斜終端部の高さを指定すると、他の値が自動的に計算されて表示されます。
勾配	選択した傾斜の定義方法に従って、造成図形の勾配を指定します。角度の数値、パーセンテージ、または高さ：距離の比率を入力します。
傾斜終端部の高さ	傾斜の終端部における造成図形の高さを指定して、傾斜を設定します。高さを入力します。
適用箇所	現況地形モデルと計画地形モデルのどちらに造成図形を適用するかを指定します。
勾配を表示	輪郭線に傾斜があるまれな場合には、修正可能な勾配の矢印と現在の勾配が2D／平面ビューに表示されます。勾配を表示を選択すると、勾配の値が0以外の時のみ表示されます。
頂点のパラメータ	パスの頂点を編集します。頂点に基づく図形を編集するを参照してください。

4.輪郭線の変更を反映させるには、地形モデルを選択してオブジェクト情報パレットの更新をクリックします。