スペース設定をカスタマイズするスペース設定をカスタマイズするスペース名、居住者組織、部屋仕上げのリストを編集すると、変更内容はユーザフォルダのテキストファイルに保存されます。共有環境では、オフィス用の標準設定が含まれる一連のファイルを作成してネットワーク上で他のユーザと共有できます。
他のVectorworksユーザが共有コンテンツにアクセスするには、このフォルダを環境設定でワークグループフォルダとして指定します。共有後に図面でスペースを作成すると、Vectorworksのアプリケーションフォルダ、ユーザフォルダ、およびワークグループフォルダとして指定したすべてのフォルダにあるファイルから、スペース名、居住者組織、部屋仕上げのリスト項目が収集されます。
カスタムスペース設定を作成するには：
1. スペースツールの設定で、スペース名、居住者組織、部屋仕上げのリストをカスタマイズします。適切なファイルが、Vectorworksの環境設定で指定しているユーザデータフォルダに作成されます（環境設定：ユーザフォルダペインを参照）。
2.カスタムファイルをワークグループで共有する場合は、ネットワーク上のワークグループフォルダにファイルを配置します。共同作業を行うユーザがこのワークグループフォルダを自身の環境設定に設定すると、そのユーザもファイルにアクセスできるようになります（ワークグループフォルダを使用してカスタムコンテンツを共有するを参照）。以下に示すように、フォルダ構造はVectorworksのアプリケーションフォルダ（「[Vectorworks]」＞「Libraries」）に用意された標準リソースの部屋仕上げ、居住者組織、スペース名ライブラリと同じにする必要があります。たとえば、カスタムスペース名のライブラリを追加するには、ワークグループのデフォルトスペース名フォルダにファイルを配置します。「[ワークグループフォルダ]」＞「Libraries」＞「Defaults」＞「Space」＞「Space - Stamp」
3.カスタムスペースラベルをワークグループで共有するには、ラベルをテンプレートファイルに保存します（スペースラベルを作成するを参照）。ワークグループのデフォルトラベルフォルダにファイルを配置します。
4.共有設定を使用したい場合は、作成したカスタムファイルをユーザフォルダから削除します。ユーザフォルダのコンテンツは、ワークグループフォルダのコンテンツより優先されることに注意してください。
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