コマンド |
パス |
ビューポートを作成 |
ビュー |
参照では、デザインレイヤ、クラス、リソース(ハッチング、ワークシート、シンボル)など、他のVectorworksファイルの情報をユーザのファイル内で使用できます。他のVectorworksファイル内にあるデザインレイヤを参照するには、次の2つの方法があります。
● Vectorworksデザインシリーズ製品ではデフォルトの参照方法として、デザインレイヤビューポートを作成し、マスターファイルの希望するデザインレイヤをビューポートで参照します。詳細は以下の手順を参照してください。この方式の利点は、マスターファイルのすべてのレイヤ、クラス、リソースが自動的に操作中のファイルに取り込まれるわけではないことです。
● Vectorworks Fundamentals製品でデザインレイヤは、そのデザインレイヤが参照された時に操作中のファイルに取り込まれます。Vectorworksデザインシリーズ製品は、互換性を保つためにこの方法をサポートしています。参照ファイルを追加および編集するを参照してください。
デザインレイヤビューポートの参照はビューポート作成時に作成できます。また、オーガナイザダイアログボックスのファイル参照タブであらかじめ作成しておくこともできます。
別のファイル内のデザインレイヤを参照するデザインレイヤビューポートを作成するには:
1. 現在のファイルがレイヤ取り込み参照を使用している場合は、デザインレイヤビューポートによる参照に切り替えます(オーガナイザダイアログボックスのファイル参照タブで詳細設定をクリックし、参照設定ダイアログボックスでデザインレイヤにビューポート図形として参照オプションをクリックします。参照されるすべての既存のレイヤが、参照デザインレイヤビューポートに自動的に変換されます)。
2.コマンドを選択します。あるいは、オーガナイザダイアログボックスまたはナビゲーションパレットでビューポートタブを選択し、新規をクリックします。
3.ビューポートを作成ダイアログボックスが開きます。ビューポート名と図面タイトルを入力し、ビューポートを作成するデザインレイヤを選択します。
4.参照元の選択をクリックして、ビューポートの参照元を選択ダイアログボックスを開き、参照ファイルに関する情報を入力します。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
5.ビューポートの参照元を選択ダイアログボックスでOKをクリックし、ビューポートを作成ダイアログボックスに戻ります。
6.ビューポートに表示するデザインレイヤとクラスを指定します(シートレイヤビューポートまたはデザインレイヤビューポートのレイヤプロパティを変更するおよびシートレイヤビューポートまたはデザインレイヤビューポートのクラスプロパティを変更するを参照)。
ビューポートは指定したデザインレイヤに作成されます。このデザインレイヤは選択状態になります。ビューポートはクロップできます。詳細は既存のシートレイヤまたはデザインレイヤビューポートをクロップするを参照してください。
マスターファイルは、オーガナイザダイアログボックスのファイル参照タブに表示されます。ファイル参照を編集、更新、または削除する方法の詳細については、ワークグループと参照を参照してください。
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