Arch02181.pngEnergos(エネルギー解析)詳細プロジェクト設定:システム:換気ペイン

システム:換気ペインでは、建物の換気に関するすべてのパラメータを指定します。

パラメータ

説明

換気システムを集計

エネルギー計算に換気システムを含めます。

システムタイプ

システムが機械式熱交換換気システムか、または排気のみかを選択します。

運転モード

通常の運転モードを選択します。システムのリストは変更できます。システムセットを指定するを参照してください。

システムによる算定結果

換気システムの結果を表示します。エネルギー解析計算を更新すると、最新のシステム算出結果を確認できます。

システム選択

換気システムを選択します。システムのリストは変更できます。システムセットを指定するを参照してください。

夏期通風を集計

夏期通風のシステム運用や仕様が異なる場合は、このオプションを選択して詳細をクリックし、パラメータを指定します。

詳細

換気詳細設定ダイアログボックスが開きます(次のセクションを参照)。

換気経路を考慮

エネルギー計算で換気経路システムを考慮します。換気システムがすでに含まれている必要があります。

システムリスト

換気経路システムを選択します。システムのリストは変更できます。システムセットを指定するを参照してください。

建物タイプと大きさによる自動算出

建物情報に基づいて換気経路システムのダクト長を自動算出する場合に、このオプションを選択します。

手入力

ダクト長および排気ダクト長の値を手入力する場合に、このオプションを選択します。

換気システムの詳細設定を指定する

特定の換気パラメータが必要な場合、または夏期通風の要件が異なる場合は、換気パラメータを詳細設定します。

換気の詳細パラメータを指定するには:

システムの換気ペインで、詳細をクリックします。換気詳細設定ダイアログボックスが開きます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

全般タブ

 

必要換気量

一人あたりの必要換気量および必要換気量を自動算出するか、または手入力した値を使用するかを指定します。手入力を選択した場合は値を入力します。

地表熱交換率

換気システムの地表熱交換率を指定します。

夏期タブ

夏期通風のパラメータを指定します。これらのパラメータは、システムの換気ペインで夏期通風を集計を選択した場合に考慮されます。夏期通風に窓を含めると、窓設定:Energos(エネルギー解析)ペインで説明しているように、窓設定:Energos(エネルギー解析)ペインで詳細パラメータを設定することもできます。

タイプ

夏期通風システム(手動または自動制御)を選択します。

熱的境界内

夏期通風システムが熱的境界内にあり、エネルギー計算で考慮されるかどうかを示します。建物外面の外側にある場合は、建物のエネルギーバランス計算には含まれませんが、エネルギーは使用するため、主要なエネルギー計算には含まれます。

室内最低気温

これを基準に、最高温度が計算されます。熱帯地方では、(湿気に応じて)通常8ケルビンの温度差が許容されており、外部環境より涼しいと見なされます。ユーザーの快適度を下げることなく、冷房の目標基準を上げることができます。

機械換気

夏期通風の換気率情報を指定します。

最高温度

最高温度の上限を示します。

熱交換を考慮

夏期通風に熱交換容量も含める場合は、このオプションを選択します。

容量

実際の建物構造の具体的な容量を示します。(レンガとモルタルまたはコンクリートなど)建物の重量が大きいほど、熱ピーク時に構造が緩和するエネルギー量は増えます。

日中 1階/日中 上階/夜間

これらのタブでは、日中の1階と上階、および夜間のすべての階で、手動による冷房オプション(手動で窓を開ける)を指定します。

開口による換気率

窓が開いている時間の割合を示します。

内外温度差

建物の内部と外部の温度差を指定します。

風速

開いた窓を通じて入ってくる風の速度を示します。機械によらない風を発生させるための内外温度差はほとんどないため、通常、夏期の夜間は風速を0にします。

詳細なエネルギー解析

基本的なエネルギー解析

エネルギー解析パラメータの依存関係

Energos(エネルギー解析)の結果

描画図形をカスタムのEnergos(エネルギー解析)システムとして指定する

Energos(エネルギー解析)の概要