複合マテリアルを定義する
既存のシンプルマテリアルリソースを組み合わせて、フレーム断熱材や鉄筋コンクリートなどの複合マテリアルを作成できます。個々のマテリアルは図面では一体として表示されますが、レポート作成や予算策定ができるように製品データと分類体系は別々のままになります。
複合マテリアルを、別の複合マテリアルの中で入れ子にすることはできません。
複合マテリアルリソースを作成するには:
複合マテリアルの作成に必要なシンプルマテリアルリソースを選択できることを確認します。
次のいずれかの操作を行います:
リソースマネージャの新規リソースをクリックし、マテリアルを選択して、作成をクリックします。
リソースマネージャで、ツールバーにあるリソースタイプリストからマテリアルを選択して、新規マテリアルをクリックします。
既存のマテリアルを基に新規マテリアルを作成するには、リソースマネージャで既存のマテリアルを右クリックし、コンテキストメニューから複製を選択します。新規リソースに名前を付けて、アクティブファイルに保存します。新規リソースを右クリックし、コンテキストメニューから編集を選択します。
マテリアルの定義またはマテリアルの編集ダイアログボックスが開きます。
マテリアルの名前、説明、記号(必要な場合)、注釈(必要な場合)を入力します。
リソースマネージャで、カーソルをマテリアルの上に移動すると、名前、説明、シンプルまたは複合タイプが表示されます。説明には通常、マテリアルの一般的な用途、構成、該当する場合はサイズ情報などの情報が含まれます。
マテリアルのタイプで、複合を選択します。
マテリアルの編集ダイアログボックスにマテリアルのタイプオプションはありません。マテリアルのタイプは作成時にのみ設定できます。
リソースセレクタでシンプルマテリアルを選択して、追加>をクリックします。
マテリアルが複合マテリアルリストに追加されます。
複合マテリアルからシンプルマテリアルを削除するには、リストでマテリアルを選択して<削除をクリックします。
選択したマテリアルが複合マテリアルに占める割合を入力します。複合マテリアル内の各シンプルマテリアルは1~100%に設定できます。マテリアルの合計が100%でなくても構いません。
ワークシートとレポートでは、複合マテリアルを構成するシンプルマテリアルに関わらず、常に全体の体積と全体の面積が報告されます。
図面に表示するシンプルマテリアルの属性を指定するには、そのマテリアルの表示列をクリックしてチェックマークを付けます。
オプションとして、マテリアルを保存し、後で使用できるようにします。カスタムリソースライブラリを作成するを参照してください。