Land03341.png概念:植栽スタイルと植栽データベースの統合

特定の植栽スタイルパラメータを植物学的データと関連付けることができます。植物学的データは、2つのソースのいずれかから取得します。

植栽カタログ(推奨される方法):植栽データベースを含む簡単に編集されたファイルで、カテゴリ別に分類されています。

植栽データベース:独立したスタンドアロンの(FileMakerベースの)アプリケーションで、データベース内で植栽データベースを管理します。

植栽データソースを選択することで、植栽カタログまたはデータベースのどちらを使用するかを選択します。

必要に応じて、植栽スタイルデータを変更して、植栽カタログまたはデータベースの情報を更新することもできます。データを交換するには、植栽スタイルを、カタログまたはデータベースの該当する植栽と関連付ける必要があります。この関連付けは植栽の学名に基づきます。

植栽スタイルとカタログまたはデータベースの間のデータ交換は、以下の設定や操作によって、双方向に行ったり、またはまったく行わないようにしたりすることができます。

植栽スタイルダイアログボックスで植栽カタログをクリックして、植栽スタイルのパラメータを植栽カタログまたはデータベースから更新します(植栽設定:植栽種名とデータペインまたは植栽設定:追加データペインを参照)。選択した植栽データソースの種類に応じて、植栽カタログまたはデータベースから植栽を選択します。

植栽データソースを選択ダイアログボックスでVectorworksの植栽スタイルを変更したら、植栽カタログも更新するまたはVectorworksの植栽スタイルを変更したら、植栽データベースも更新するを選択すると、植栽スタイルに加えた変更は、一致する植栽に関連付けられた植栽カタログまたはデータベースで自動的に更新されます。

植栽を最初に取得した植栽カタログ/データベースのみが更新されます。同じ植栽やデータを含む可能性のある他のカタログ/データベースは更新されません。

このオプションの選択を解除すると、植栽スタイルのデータを変更しても、植栽カタログまたはデータベースのデータは更新されません。

Vectorworksの植栽スタイルを変更したら、植栽カタログも更新するまたはVectorworksの植栽スタイルを変更したら、植栽データベースも更新するの選択を解除している場合でも、ランドスケープ>植栽データを更新コマンドを選択して、植栽カタログまたはデータベースを植栽スタイルの情報で更新できます。このコマンドにより、ファイル内の対応する植栽スタイルと一致するすべての植栽カタログまたはデータベースレコードが更新されます(Vectorworksの植栽データを更新するを参照)。オンラインの植栽カタログは更新できません。

Vectorworks植栽スタイルを更新コマンドを選択し、現在の植栽カタログまたはデータベース情報ですべての植栽スタイルを一度に更新できます(植栽スタイルを植栽データで更新するを参照)。

Vectorworks 2018以前のバージョンの植栽データベースファイルを使用する場合、以前の植栽データベースファイルにはこの新機能が含まれていないため、バージョンの更新時に移行マネージャを使用しても、植栽スタイルと植栽データベースの間でイメージの同期はできません。この問題を解決するには、植栽データベースのファイル>レコードのエクスポートコマンドを使用して、植栽データベースのレコードを取り出します。その後、植栽データベースのファイル>レコードのインポートコマンドを使用して、レコードを植栽データベースに取り込みます。

植栽データソースを選択する

植栽カタログを使用する

植栽データベース

植栽スタイルを作成する