Vectorworks Site Protection Server

ライセンス管理ソフトウエアの仕組み

ライセンス管理ソフトウエアは、Reprise License Manager(RLM)サーバーとIndependent Software Vendor(ISV)サーバーの2つで構成されます。これらのサーバーは、TCP/IPで通信して連携します。

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RLMサーバー

RLMサーバーは、米国のライセンス管理ソフトウエアベンダReprise Software, Inc,が開発したサーバー管理プログラムです。ライセンス管理ソフトウエアのコア機能として、以下のネットワーク管理タスクを行います。

ISVサーバーとUDPポート(ポート番号はランダム)で通信を行い、連携して動作します。

Vectorworks クライアントとTCP/IPとポート(5053)で起動確認のための通信を行います。

TCP/IPポート(5054)を通じてブラウザと通信し、ライセンス管理ソフトウエアの管理情報を表示します。

RLMサーバーはさまざまなオプション機能を持っていますが、Vectorworksネットワーク版では一部を除き使用しません。

ISVサーバー

Vectorworksクライアントのライセンス管理を行います。ライセンスの利用状況の確認、ログ管理、その他オプション機能を使用することができます。ISVサーバーはVectorworks, Inc.による専用のサーバーで、さまざまな画面で「vektorwrx」と表されます。