Arch02802.png壁の軸組を構築する

コマンド

パス

2x4軸組作成

建築>軸組作成

Vectorworks Architect製品では、壁の軸組に必要な縦枠の配置と数を正確に予測できます。軸組の図の中に縦枠の配置を示すほか、2x4軸組作成コマンドを使用して、軸組図(縦枠展開図)と、部材集計表および集計表という2つの異なるワークシートが自動的に生成されます。

frame.png 

壁の軸組を使用するには:

壁に必要な高さがあることを確認します。必要に応じて壁の高さを変更します。

コマンドを選択します。

軸組図を作成していない場合、軸組図作成ダイアログボックスが開きます。軸組図のデザインレイヤの名前を入力します(最大8文字)。

作成をクリックします。

軸組作成ダイアログボックスが開きます。軸組図に必要な設定を選択します。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

名前

使用する軸組図のレイヤを選択します。

新規

軸組図作成ダイアログボックスが開き、新しい軸組図を作成できます。

削除

現在選択している軸組図を削除します。はいをクリックして現在選択している軸組図を削除します。この操作を取り消すことはできません。このコマンドは、ファイルに軸組図が1つしかない場合は使用できません。

結果の形式

 

3Dモデル

3Dモデルレイヤを、縦枠、上枠、下枠、その他軸組に必要な構成要素の配置付きで作成します。

平面・立面図

縦枠平面図および軸組図のレイヤを作成します。縦枠平面図は下枠と縦枠の配置を示す壁の平面図で、軸組図のレイヤと同じレイヤで作図されます。縦枠の配置を見せるため、上枠は作画されません。軸組図は、下枠、上枠、および縦枠の配置を示す立面ビューです。軸組図は、新しいデザインレイヤで作画され、必要なだけの数のレイヤを生成します。

ワークシート

2つのワークシートのセットを作成します。最初のセットは軸組内容の結果の詳細を示すもので、レイヤ、クラス、軸組、およびサイズでソートされたリストを含みます(部材集計表)。2番目のセットは軸組情報の要約で、同様にソートされますが、軸組のそれぞれについて形状と数量がアイテム化されて示されます(集計表)。

レイヤ指定

軸組の対象となる壁のデータを含むレイヤを選択します。

オプション

壁のクラスダイアログボックスが開き、壁のクラスの値を編集できます。ステップ4を参照してください。

軸組図と3Dモデル表現には、ドアや窓など挿入したアイテムのシンボルも含まれます。

オプションをクリックします。

壁のクラスダイアログボックスが開きます。壁のクラスごとに軸組のパラメータを入力します。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

壁のクラス

 

名前

軸組を作成する壁を含むクラスを一覧表示します。これらのクラスの壁は軸組図に含まれます。クラスごとに軸組のパラメータが下に表示されます。

新規

軸組を作成するリストに新しい壁のクラスを追加します。

削除

軸組を作成するリストから現在選択している壁のクラスを削除します。はいをクリックして現在選択しているクラスを削除します。この操作を取り消すことはできません。

縦枠間隔

この壁のクラスについて、縦枠のピッチ(配置間隔)を入力します。

使用ボード幅

壁の合板の幅を入力します。これは水平の合板の寸法です。

使用材の定尺長さ

この壁のクラスについて、上端から下端への軸組メンバーで使用する製材の長さを入力します。

使用ボード高さ

壁の合板の幅を入力します。これは垂直の合板の寸法です。

製材および集成材

 

寸法形式

この壁のクラスの製材の種類を選択します。2”x 4”、2”x 6”、2”x 10” のいずれかを選択できます。

新規

クリックすると、新しい製材および集成材の種類を作成できます。名前を入力します。次に、寸法形式リストで新しい種類を選択した状態で、サイズに製材の寸法を入力します。

削除

現在選択している製材の種類を削除します。はいをクリックして選択している製材の種類を削除します。この操作を取り消すことはできません。このコマンドは、ファイルに製材の種類が1つしかない場合は使用できません。

サイズ

製材の実際のサイズ(短辺)を入力します。

サイズ

製材の実際のサイズ(長辺)を入力します。

出力オプション

 

ファイアストッパ

この壁のクラスについて、壁の縦枠の間に、使用ボードの高さより短いファイアストップ材(ブロッキング材)が追加されます。

端部縦枠補強

この壁のクラスについて、壁の各端の縦枠を二重にします。

上枠2枚重ね

この壁のクラスについて、各壁の上枠を二重にします。

下枠2枚重ね

この壁のクラスについて、各壁の下枠を二重にします。

壁の計算された軸組と、他の要求された出力情報すべてを作成します。

2Dの結果は、上枠なしの2D/平面に表示されます。結果を上枠付きで表示するには、前面、後面、左側面、右側面など別の表示(縦枠展開図)に切り替えます。

3Dの結果を表示するには、斜め左や斜め右の表示に切り替えます。

部材集計表や集計表のワークシートを作成した場合、それらが描画形状に表示されます。

構造材を作成する