表記規則

Vectorworksは異なるプラットフォームで動作する製品です。ほとんどの機能はWindowsバージョンとMacバージョンで同じですが、異なる場合は以下の表で詳しく説明しています。

以下で説明するように、製品アイコンはその機能にどの製品が必要かを示しています。さらに、Fundamentals製品では使用できないパラメータには、「Vectorworks Design Suiteが必要」というテキストでその旨が示されます。その場合、その機能を使用するには、Vectorworks Design Suite製品のいずれか1つが必要な場合と、Vectorworks Design Suite全体が必要な場合があります。

表記規則は以下のとおりです。

表記規則

定義

Vectorworks Fundamentals以外の製品に搭載されている機能については、その機能を利用するのに必要なVectorworks製品をアイコンで示しています。DアイコンはVectorworks Design Suite製品を示します。AはArchitect、LはLandmark、SはSpotlight、BはBraceworksを示します。ドキュメントにアイコンがない機能は、Fundamentalsのライセンスで使用できます。

Vectorworks Architect製品は2つの作業画面を備えています。Architect作業画面はVectorworks 2018およびそれ以前のユーザーにとって使い慣れたものであり、またArchitect-BIM作業画面では、特によく使われるBIM(Building Information Model)操作に必要なツールの多くがBIMツールセットに集約されています。これらの作業画面はどちらもVectorworks Architect製品(Aアイコン)で利用でき、同じツールとコマンドを備えています。ヘルプシステムには、従来の建築設計作業画面だけに該当するツールセット情報が表示されます。

Enter(Windows)/return(Mac)およびBackspace(Windows)/delete(Mac)

不要な語を減らすため、両オペレーティングシステムの用語は併記しません。「Enter」および「Backspace」に統一します。いずれのオペレーティングシステムのユーザーにも意味は明白であるはずです。

インデントされた色付きテキスト

注、ヒント、警告などを示します。

クリック-クリック

マウスボタンを1回クリックして離す操作を指します。カーソルを目的の場所に移動し、再度クリックします。プログラムのインストール時は、この描画方法に設定されています。描画設定をクリック-ドラッグに変更するには、環境設定:描画ペインを参照してください。

クリック-ドラッグ

マウスボタンをクリックした状態で保持します。カーソルを目的の場所にドラッグ(移動)してから離す操作を指します。

クリックしたまま保持

ツールなどの項目上にカーソルを置いた状態でマウスボタンをクリックし、必要な動作が行われるまでマウスボタンを押したままにします。

コンテキストメニュー

右クリックでアクセスするメニューコマンドを指します。

[オブジェクト]設定

一部のオブジェクトでは、開いたタイミングと方法によって、オブジェクトのプロパティダイアログボックス、[オブジェクト]の設定ダイアログボックス、[オブジェクト]設定ダイアログボックス、そして場合によっては[オブジェクト]スタイルダイアログボックスに全く同じダイアログボックスが表示されます。このヘルプシステムでこれらのダイアログボックスのいずれかから設定できるパラメータについて言及する場合は、「[オブジェクト]設定ダイアログボックス」と記載します。

すべての指示は、クリック-クリック描画に基づきます。