Design Suiteグリッドラベルの増分

グリッド線ツールを使用すると、グリッド線を配置するたびに自動でラベルの値が増えていきます。通常、自動増分では英数字順で次の文字が使用されます。ただし、例外があります:

ツールでは、すでにグリッド線で使用されているラベルの値は割り当てられないため、その文字をスキップして、まだ使用されていない次の文字が使用されます。

ツールでは、グリッド線ツール設定ダイアログボックスおよび連番設定の再割り当てダイアログボックスの次の文字は使用しないフィールドにある文字はすべてスキップされます。

グリッド線の追加時は、コピー&ペースト操作および複製操作でも自動的に値が増えていきます。この動作を伴う複製操作には、複製コマンド、Ctrl -ドラッグ(Windows)またはOption -ドラッグ(Mac)、オフセットツールおよびポイント間複製ツールの複製モードが該当します。

自動増分には、次のルールが適用されます:

ルール

ラベルの右端の文字ブロックのみが増加します。

12.1a → 12.1b

01c.9 → 01c.10

ラベルの文字列の増加する部分を数字と解釈できる場合は、埋め込まれた小数点が確認され、数値として増加します。

A1.9 → A2.0

ゼロ埋めによって、数字またはサブストリングの長さが決まります。

3.09 → 3.10

大文字と小文字はラベル内で異なるブロックとして認識され、右端のブロックのみが増加します。

Ac → Ad

Az → Aaa

固定長の連番文字(アルファベットなど)の最後の文字は、大文字と小文字の区別が維持されたまま、その連番の最初の文字が2つ連なった形に増加します。固定長の連番の最後の文字が2つ連なっている場合は、その連番の最初の文字が3つ連なった形に増加する、というように続いていきます。

以下の固定長の文字セットが認識されます:

ローマ字の大文字(ASCII 65~90)と小文字(ASCII 97~122)

現代ギリシア文字の大文字と小文字(Unicode 0370~03FF、欠番や順番の違いあり)

平仮名のいろは順(Unicode 3040~309F、欠番や順番の違いあり)

片仮名のイロハ順(Unicode 30A1~30FB、欠番や順番の違いあり)

現代キリル文字(Unicode 0400~04FF、欠番や順番の違いあり)

z → aa

Ω → AA

ZZ → AAA

グリッド線の連番設定を割り当て直すと、これらの自動増分ルールが適用されます。

連番グリッドを作成する

グリッド線の連番設定を割り当て直す