JWコンバータヘルプ

1. はじめに

本製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
導入いただく前に、必ず以下の項をお読みいただき、ご利用いただきますようお願いいたします。

1.1. プログラムを使う前に必ずお読みください

1.1.1 製品の特徴

JWコンバータは、Vectorworks製品と、Windows版のJw_cad(以降、総称をJw_cadと記載します)とのデータ互換を行うため、A&Aが独自に開発した日本製のプラグインソフトウエアです。
JWW形式の入出力が可能です。

1.2. これだけは知っておいてください

JWコンバータを利用する前に、Mac/WindowsおよびVectorworksヘルプ、あるいは市販の解説書に目を通し、以下の項目についてご理解ください。これらをご存知であることを前提として、この操作マニュアルを作成しています。

  • コンピューターや周辺機器についての一般的な知識
  • OSやソフトウエアを使用するための一般的な知識や概念
  • Vectorworks製品の基本的な操作についての知識
  • Jw_cadについての基本的な知識

なお、本マニュアルはWindowsでの操作をベースに解説しています。ダイアログボックスの形、ダイアログボックス内の項目位置など異なるものもありますが、基本機能はすべて同仕様になっています。また、操作等において異なる箇所などには、図版および注釈を入れて解説しています。

1.3. 新機能情報

以下に前バージョンからの主な追加変更点を記載します。

  • Vectorworks 2023へ標準で組み込まれました

1.4. 必要な利用環境

1.4.1. Vectorworks

Vectorworks製品はVectorworks, Inc.が開発したMac/Windows上で作動する汎用CADソフトウエアです。JWコンバータはVectorworks製品上で動くプラグインソフトウエアですので、常にVectorworks製品が必要になります。

Vectorworks製品がインストールされているフォルダ名称、およびプログラム名称は、お使いのバージョン、またはお客様による変更のため、手順とは異なる名称になっている場合があります。インストール前に必ず、現在起動しているVectorworks製品のフォルダ名称、フォルダの階層をご確認の上作業を行なってください。

本製品は、ビューが回転された状態での使用をサポートしていません。「平面を回転」コマンドで、ビューを回転した場合は、ビューの回転を元に戻してから、コマンドやツールを実行してください。「平面を回転」の詳細については、Vectorworksヘルプを参照してください。

本製品は、ビューが回転された状態での使用をサポートしていません。「平面を回転」コマンドで、ビューを回転した場合は、ビューの回転を元に戻してから、コマンドやツールを実行してください。「平面を回転」の詳細については、Vectorworksヘルプを参照してください。

1.4.2. Jw_cadの対応バージョンについて

本製品は以下のバージョンのJw_cadに対応しています。

  • JW_cad(Windows 版):v7/v8(JWW/JWS)

1.4.3. プリンターなど周辺機器

Vectorworks製品で利用できるものに準じます。

1.4.4. 動作等に必要なファイル類の格納場所

VW2023フォルダ内の以下のファイル類が、JWコンバータの動作に必要です。
また一部のファイル類からは、製品についての情報を得ることができます。

  • 「Libraries」-「Defaults」-「Templates」-「jw .sta」ファイル:JWコンバータのプログラム内部で使用するテンプレートファイル
  • 「Plug-Ins」-「JW」フォルダ:JWコンバータプラグインファイル

拡張子は、ご使用のコンピューターの設定により表示されない場合があります。

1.5. メニューとコマンド

JWコンバータで使用可能なメニューとコマンドは、以下の表のとおりです。

メニュー

コマンド

ファイル>取り込む>

ファイル>取り込む >

Jw_cad 取り込み...

Jw_cad を一括変換...

ファイル>取り出す>

Jw_cad(JWW)取り出し...

加工>変換>

線図に変換...