シンプルマテリアルを定義する
シンプルマテリアルのリソースを作成するには:
次のいずれかの操作を行います:
リソースマネージャの新規リソースをクリックし、マテリアルを選択して、作成をクリックします。
リソースマネージャで、ツールバーにあるリソースタイプリストからマテリアルを選択して、新規マテリアルをクリックします。
既存のマテリアルを基に新規マテリアルを作成するには、リソースマネージャで既存のマテリアルを右クリックし、コンテキストメニューから複製を選択します。新規リソースに名前を付けて、アクティブファイルに保存します。新規リソースを右クリックし、コンテキストメニューから編集を選択します。
マテリアルの定義またはマテリアルの編集ダイアログボックスが開きます。
マテリアルの名前、説明、記号(必要な場合)、注釈(必要な場合)を入力します。
リソースマネージャまたはリソースセレクタで、カーソルをマテリアルの上に移動すると、名前、説明、シンプルまたは複合タイプが表示されます。説明には通常、マテリアルの一般的な用途、構成、該当する場合はサイズ情報などの情報が含まれます。
マテリアルのタイプで、シンプルを選択します。
マテリアルの編集ダイアログボックスにマテリアルのタイプオプションはありません。マテリアルのタイプは作成時にのみ設定できます。
データを入力できるタブは4つあります。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
属性 |
このタブのパラメータでマテリアルの外観が決まります。面とテクスチャは参照リソースであるため、元のリソースを編集すると、自動的にマテリアルに反映されます。 |
面 |
面のスタイルを選択するか、またはクラススタイルを選択して、マテリアルを適用する構成要素/オブジェクトのクラスで面の属性を設定します。選択したスタイルに応じて、色、模様、またはリソース(ハッチング、イメージ、グラデーション、タイル)を選択します。 マテリアルを使用する構成要素/オブジェクトには自動的にマテリアルの面が適用され、各オブジェクトの面の属性は無効になります。 |
3D面属性 |
テクスチャを選択してリソースを選択するか、またはクラスによるテクスチャを選択して、マテリアルを適用する構成要素/オブジェクトのクラスでテクスチャを設定するか、あるいはテクスチャをなしにします。 マテリアルを使用する構成要素/オブジェクトには、デフォルトで自動的にマテリアルのテクスチャが適用されます。ただし、必要に応じてマテリアルのテクスチャを変更し、オブジェクトの表面を変更できます。 |
建材情報 |
|
レポート形式 |
マテリアルを構成要素の体積、構成要素の面積、またはその両方で定量化してレポートを作成する場合に選択します。 |
カテゴリ |
マテリアルのカテゴリを選択します。カテゴリのリストを編集するには、定義をクリックして項目を追加または削除します。 |
分類の標準規格を選択して、参照をクリックし、分類を検索ダイアログボックスで必要な参照IDと説明を選択します。 分類を検索ダイアログボックスに分類を追加するには、「Libraries」>「Defaults」>「Classifications」フォルダにある手順を確認してください。 |
|
製品データ |
特定のメーカーの項目をマテリアルと関連付けるには、製品データを入力します。 |
物性値 |
マテリアルに関連する物理的プロパティデータを入力します。ダイアログボックスに一覧表示されている単位なしのプロパティは、単位のない比率です。 単位ダイアログボックスのマテリアルペインで、マテリアルのインチ系/メートル系単位を変更できます。単位:マテリアルペインを参照してください。マテリアルの単位は、システムまたはファイルの単位設定とは別に設定されます。 λ値(熱伝導率)は、マテリアルを使用する構成要素のエネルギー解析計算パラメータに含まれます。エネルギー解析はVectorworks Architectで行う必要があります。ただし、ここでは情報提供のためエネルギー関連のパラメータを指定できます。 参照をクリックするとλ値(熱伝導率)を検索ダイアログボックスが開き、λ値(熱伝導率)を指定できます。この値はU値(熱貫流率)またはR値(熱抵抗値)と部材の厚みに基づいて計算できます。計算値が表示されます。 あるいは、一般的なマテリアルのλ値(熱伝導率)も用意されています。すでにλ値(熱伝導率)が定義されている素材を選択します。検索キーワードを入力すると、リストに表示される項目を絞り込むことができます。値を手入力するには、リストを編集をクリックします。 |
カスタムフィールド |
必要に応じてファイルのレコードを連結し、マテリアルにカスタム情報を追加します。 レコードフォーマットをマテリアルに連結するを参照してください。 |
オプションとして、マテリアルを保存し、後で使用できるようにします。カスタムリソースライブラリを作成するを参照してください。