Landmarkランドスケープエリアの構成要素を作成する

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ランドスケープエリア

 

Design Suite 2023:敷地計画

Landmark 2023:ソフトスケープ

ランドスケープエリアの構成要素は、ランドスケープを構成する層を定義します。たとえば、ランドスケープが岩石や土壌、および根覆いから構成されていることを示すには、これら各アイテムの要素を定義して、それらの配置や厚みを図式化します。構成要素の外観は断面図に対して指定でき、テクスチャを適用できるため、リアルな断面図とレンダリングビューを作成できるのに加えて、ランドスケープを正確に見積もることができます。マテリアルリソースを使用して構成要素を定義すると、通常はマテリアルから、描画、レンダリング、レポートに必要な面、テクスチャ、物性、および建材情報が得られます。ランドスケープの構成要素の(穴のあいた部分を差し引いた)面積はワークシートで計算できます。ワークシート関数を参照してください。基準面に指定した構成要素により、ランドスケープエリアの高さの基準点が設定されます。

構成要素を含むランドスケープエリアを設定して地形モデルを変更すると、基準面に指定した構成要素の下にある構成要素で計画地形モデルが変更され、切土と盛土の計算に影響が生じます。ただし、通常はランドスケープエリアの上部全体に地形モデル等高線が表示され、最終的な表面が基準面の指定に従って示されます。

構成要素を(断面ビューポートなどで)3D表示するには、設定またはオブジェクト情報パレットで3D時に構成要素を表示オプションを選択します。

LandA_Components.png 

ランドスケープエリアの全体の厚みは、その構成要素の合計に等しくなります。構成要素の面と線のスタイルは断面ビューポートでのみ表示されます。

ランドスケープエリアの構成要素を定義するには:

次のいずれかの操作を行います:

ランドスケープエリアまたはランドスケープスタイルの作成時に構成要素を定義するには、ランドスケープエリア設定ダイアログボックスの一般ペインで構成要素の編集をクリックします。

スタイルなしの既存のランドスケープの構成要素を定義または編集するには、ランドスケープを選択して、オブジェクト情報パレットの構成要素の編集をクリックします。

ランドスケープエリアの構成要素ダイアログボックスが開きます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

プレビュー

定義済みのすべての構成要素を含め、ランドスケープ構造の断面化されたプレビューが表示されます。プレビューの最上部は、ランドスケープの上面が描画されるとおりに表示されます。

全体の厚み

ランドスケープの厚みが表示されます。厚みは常に、構成要素の厚みで決まります。ランドスケープには常にデフォルトで1つの構成要素があります。

基準面

基準面を、指定した構成要素の上端または下端に適用するかを選択すると、それに応じて基準面列のインジケータが更新されます。基準面は高さ設定の基準点であり、ランドスケープでは垂直方向に固定されます(厚みまたは定義に変更があっても変更されません)。基準面の位置は、計画地形モデルの変更に影響します。

基準面列をクリックし、いずれかの構成要素を基準面の構成要素に指定します。

3Dでは、植栽が基準面の高さで配置されます。

地面

水勾配を設定しやすいように、ランドスケープの厚みを一定にするか、構成要素でテーパを付けるかを選択します。テーパ列をクリックして、テーパを付ける構成要素を指定します。

構成要素

プレビューでの表示に従って上から下の順に、ランドスケープの構造を形成する構成要素が一覧表示されます。構成要素の順番を変更するには、#列内でクリック&ドラッグします。

複数の構成要素を選択している場合は、順番を変更すると、選択したすべての構成要素が新しい場所に移動します。

基準面

列をクリックして、基準面の構成要素を指定します。列のインジケータが上向きまたは下向きになり、基準面の位置が示されます。基準面の位置を変更するには、インジケータをクリックして配置を切り替えるか、あるいはダイアログボックスの基準面セクションで、構成要素の上端または構成要素の下端をクリックします。

テーパ

ダイアログボックスの地面セクションで構成要素でテーパを付けるを選択している場合は、列をクリックしてテーパを付ける構成要素を指定します。指定した構成要素の底面は平らになり、上面にテーパが付けられて水勾配に組み込まれます。指定した構成要素がランドスケープ全体にもたらすテーパを維持するため、テーパを付けた構成要素の上下の構成要素はすべて均一の厚みになります。

その他の構成要素設定

構成要素リストの残りの列には、ランドスケープエリア 構成要素の設定ダイアログボックスから取得した、ランドスケープの現在の設定が表示されます。

新規

ランドスケープエリア 構成要素の設定ダイアログボックスが開き、ランドスケープエリアの構成要素を定義できます。

編集

ランドスケープエリア 構成要素の設定ダイアログボックスが開き、選択した1つ以上の構成要素の属性を編集できます。変更は、選択したすべての構成要素に対して適用されます。あるいは、単一の構成要素を編集するには、構成要素をダブルクリックしてランドスケープエリア 構成要素の設定ダイアログボックスを開きます。

複製

選択した1つ以上の構成要素を複製します。複製は、構成要素のリストで選択した元の構成要素のすぐ下に追加されます。

削除

選択した1つ以上の構成要素を削除します。ランドスケープの厚みはそれに応じて調整されます。

構成要素リストの下にある新規をクリックして新しい構成要素を作成するか、または編集する構成要素を選択してから編集をクリックします。

ランドスケープエリア 構成要素の設定ダイアログボックスが開きます。構成要素の厚み、名前、およびパラメータを指定します。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

情報

 

名前

構成要素に名前を付けます。この名前はランドスケープエリアの構成要素ダイアログボックスの構成要素リストに表示されます。

クラス

外観や表示を制御するには、図面にあるクラスのリストからクラスを選択するか、または新しいクラスを作成します。<図形のクラス>を選択すると、ランドスケープと同じクラスに構成要素の属性が配置されます。

マテリアルを使用

この構成要素にマテリアルリソースを使用します。リソースセレクタでマテリアルを選択します。

およびテクスチャ設定はマテリアルの設定になり、パラメータは無効になります。

厚み

構成要素の厚みを指定します。ランドスケープの厚みは、その構成要素の厚みの合計になります。厚みは0より大きくする必要があります。

テクスチャ

選択したテクスチャを構成要素に適用します。構成要素でマテリアルを使用する場合、テクスチャは最初マテリアルのテクスチャに設定されますが、これは上書きできます。クラスによるテクスチャを使用すると、構成要素のクラスで指定したテクスチャを使用するように、構成要素が設定されます。概念:クラスでテクスチャを適用するを参照してください。テクスチャを選択すると、オブジェクトのマテリアルやクラステクスチャがこの設定で上書きされます。リソースセレクタでテクスチャを選択します。

断面ビューでの構成要素の外観を指定します。構成要素でマテリアルを使用する場合、面はマテリアルの面に設定され、コントロールは無効になります。マテリアルを使用しない場合は、面のスタイルを選択するか、またはクラススタイルを選択して面の属性をクラスで設定します。選択したスタイルに応じて、色、模様、またはリソース(ハッチング、イメージ、グラデーション、タイル)を選択します。

断面ビューでの構成要素の外観を指定します。線のスタイルを選択するか、またはクラススタイルを選択して線の属性をクラスで設定します。選択したスタイルに応じて、色、模様、またはラインタイプリソースを選択します。

太さ

線の太さを選択します。カスタムの太さを使用するには、線の太さのリストから線の太さを選択します(線の太さ属性を参照)。

すべての属性をクラススタイルにする

マテリアルから取得したものを除き、すべての面、線、テクスチャ属性をクラススタイルに設定します。

クラススタイルの扱いを解除

面、線、およびテクスチャ属性のすべてのクラス設定を解除します。クラス属性を使用するように設定しているマテリアルの定義には影響しません。

OKをクリックすると、ランドスケープの全体の厚み値は、その構成要素から算出される値に変更されます。構成要素を定義すると、プレビューに表示されます。

ランドスケープエリアで地形モデルを変更している場合は、構成要素を定義した後、地形モデルを選択して、オブジェクト情報パレットの更新をクリックします。

ランドスケープエリアを作成する

ランドスケープエリアの設定

ランドスケープエリアを編集する

ランドスケープエリアのカスタムラベルを作成する

ランドスケープエリアの一覧表を作成する

概念:マテリアルリソース

マテリアルを使用する

クラス属性を設定する