印刷領域
図面領域内には色付きの境界線があり、これで印刷可能な用紙の大きさを定義します。印刷領域の内側にあるものはすべて印刷され、印刷領域の外側にあるものは印刷されません。
用紙設定およびプリンター設定ダイアログボックスの両方の設定によって、選択したプリンターで図面全体を印刷するのに必要な用紙(ページ)の枚数が決まります。
これにより、図面を再調整せずに、同じ図面を複数の機器に印刷またはプロットできます。たとえば、用紙設定ダイアログボックスの用紙設定で「A4:横」の用紙サイズを設定し、プリンター設定ダイアログボックスで「ISO A0(mm)」の用紙サイズを選択すると、プログラムは、標準のレーザープリンターでA4横の用紙16枚をタイル状に並べる必要があると判断します。縦横方向に印刷するために必要なA4横の用紙の枚数は、用紙設定ダイアログボックスで自動的に更新されます。これと同じ図面をプロッタに送るには、プリンター設定ダイアログボックスの設定をプロッタ用に変更すると、それに応じて必要とされるページが変換されます。
用紙の大きさを表示または非表示にするには、用紙設定ダイアログボックスの用紙の大きさを表示オプションを使用するか、ツールバーに用紙の大きさを表示のショートカットを追加します。クイック設定を参照してください。用紙の境界線の色を変更するには、インタラクティブ表示を構成するを参照してください。
用紙設定(用紙の大きさを含む)は、シートレイヤごとに個別に指定します(シートレイヤを設定するを参照)。