プロジェクトファイルからメタデータを消去する
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プロジェクト共有メタデータ診断を実行 |
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各プロジェクトファイルには次の2種類のメタデータが格納されています。
プロジェクト作業履歴(プロジェクトファイル内でユーザーが行った作業の記録。基本操作、日付、およびコメントを含む。)
反映リスト(修正された後にプロジェクトファイルに反映されたオブジェクトとレイヤのリスト。ワーキングファイルの更新に使用される。)
プロジェクトファイル内で多数の作業が発生すると、メタデータの量がパフォーマンスに影響して、チェックアウトやリリースが低速化する場合があります。メタデータの量が増え過ぎると、ユーザーがプロジェクトファイルに変更を反映したときに警告が表示されます。プロジェクト管理者がメタデータをファイルから消去することで、パフォーマンスを向上することができます。
以下の点に注意してください。
メタデータを消去したときに未更新だったワーキングファイルは、使用できなくなります。
プロジェクト共有ダイアログボックスの作業履歴タブ内のデータは消去されます。
この処理は、取り消しコマンドで元に戻すことはできません。
プロジェクトファイルからメタデータを消去するには:
プロジェクトに対する管理者権限を持つユーザーが、コマンドを選択します。
メタデータのサイズに問題がない場合は、警告が表示されます。それ以上の操作は必要ありません。サイズに問題がある場合は、プロジェクト共有メタデータ診断ダイアログボックスが表示されます。
必ず全ユーザーに自分のワーキングファイルを更新して最新の状態にしてもらい、さらにメタデータが消去されるまでの間はどのユーザーもこれ以上プロジェクトに変更を反映させないようにしてください。
誰かがプロジェクトに変更を反映させると、その他のユーザーも全員自分のワーキングファイルを再度更新しなければならなくなります。
全ファイルの更新が完了したら、メタデータをクリアをクリックし、本当に操作を実行するかどうかの確認を求められたらクリアをクリックします。
メタデータが削除されると、ユーザーは、最新のワーキングファイルを使用して作業を再開できます。ユーザーの誰かが未更新のワーキングファイルを開こうとしたり、保存、反映、または更新などを行おうとしたりすると、警告が表示され、そのファイルを使用することはできません。そのユーザーは、プロジェクトから新しいワーキングファイルを作成する必要があります。