Vectorworksライセンスの持ち出しと返却

ライセンスの持ち出し

ライセンスの持ち出しを有効にしている場合、持ち出し期間中はネットワークに接続しなくてもVectorworksプログラムを使用できます。出張時など、サーバーに接続できない場合でもVectorworks製品を使用できます。ライセンス管理ソフトウエアは、持ち出したライセンス数と経過した持ち出し時間を管理/記録しています。

クライアントマシンに複数のバージョンのVectorworksプログラムがインストールされている場合は、最新のバージョンのライセンスを持ち出してください。以前のバージョンのライセンスを持ち出した後に、最新のバージョンを持ち出そうとすると、エラーが起こります。

Vectorworksプログラムを起動します。

ログイン設定ダイアログボックスが開き、ライセンスを持ち出せます。

Vectorworksの起動時にログイン設定ウインドウを表示しないよう設定している場合は、Vectorworksの環境設定ダイアログボックスのその他ペインでログイン設定をクリックして、Vectorworksプログラムを再起動します。

持ち出しライセンスの有効期限:___日間に持ち出したい日数を入力して、持ち出しをクリックします。返却ボタンが使用できるようになります。

持ち出し期間は最大30日です。

許可されている期間より長くライセンスを持ち出そうとすると、ダイアログが表示されます。持ち出し可能な期間内で設定してください。制限されているモジュールのライセンスを持ち出そうとすると、対象のモジュール名と共にダイアログが表示されます。使用を許可されているモジュールを選択してください。

情報をクリックして、持ち出しの情報を表示します。

参考に持ち出しの有効期限と残りの期間が表示され、持ち出したモジュールの名前も表示されます。

オペレーティングシステムの地域設定(Windows)または言語と地域の設定(Mac)に応じて、日時が表示されます。

ライセンスの返却

設定した期間にわたってライセンスを持ち出す場合、返却する必要はありません。設定した持ち出し日数が経過すると、持ち出したライセンスは自動的に返却されます。ライセンスを期限前に返却するには、Vectorworksプログラムを起動して、ライセンス管理ソフトウエアに接続します。

Vectorworksプログラムを起動します。

ログイン設定ダイアログボックスが開き、ライセンスを返却できます。

Vectorworksの起動時にログイン設定ウインドウを表示しないよう設定している場合は、Vectorworksの環境設定ダイアログボックスのその他ペインでログイン設定をクリックして、Vectorworksプログラムを再起動します。

返却ボタンをクリックします。

返却が終了します。ダイアログボックスの返却ボタンがグレイアウトし、代わりに持ち出しボタンが有効になります。同時に、ライセンス管理ソフトウエア側の利用可能なライセンス数が返却された数だけ増加します。

* ライセンス持ち出し中にクライアントマシンが破損するなど、サーバーと接続できなくなった場合には、持ち出したライセンスを返却できません。設定した持ち出し日数が経過するとライセンスは自動で返却されます。

クライアントマシンでVectorworksを起動する