レンダリングした図面をHDRIで取り出し
コマンド |
パス |
HDRI取り出し |
ファイル>取り出す |
HDRI取り出しコマンドはHDRファイルを作成します。これは、画像処理プログラムでイメージに手を加える場合の取り出しに適しています。取り出されたイメージは「ロスレス(可逆圧縮)」で、取り出し後に色または露出をさらに調整する際、量子化による画像の乱れが発生しません。
レンダリングしたファイルは、さまざまなイメージファイル形式で取り出すこともできます。詳細はイメージファイルの取り出しを参照してください。図面全体または一部を、選択したフォーマットで取り出すことが可能です。
ファイルをHDR形式で取り出すには:
イメージの取り出しやレンダリングに使用するレンダリングモード(アートRenderworks/カスタムRenderworks/簡易Renderworks/仕上げRenderworks)を選択します。
コマンドを選択します。
イメージファイルの取り出しダイアログボックスが開きます。取り出すイメージのサイズと解像度を指定します。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
範囲 |
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すべての図形 |
すべての図形(表示図形)のイメージを取り出します(現在画面上にない図形も「表示図形」と認識されます)。 |
現在の画面 |
現在の画面に表示されているとおりにイメージを取り出します。 |
全ページを1つのイメージに |
HDRI取り出しには適用されません。 |
各ページを個別のイメージに |
HDRI取り出しには適用されません。 |
指定範囲のみ |
マーキーボックスで指定したイメージの範囲を取り出します。このオプションを選択してから範囲を指定をクリックすると、ダイアログボックスが一時的に閉じます。画面上をクリック&ドラッグして取り出す範囲を指定します。指定した範囲のサイズがデータバーに表示されます。クリックで取り出す範囲を設定すると、再びイメージファイルの取り出しダイアログボックスが表示されます。イメージのサイズ(ピクセル単位)は、指定した範囲のサイズに自動的に設定されます。 |
サイズ |
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縦横比を固定 |
サイズの指定時にイメージの縦横比が保持されます。 |
解像度 |
イメージの印刷解像度を1インチ当たりのピクセル数で指定します。 |
サイズ(ピクセル単位) |
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横幅/高さ |
取り出すイメージサイズを指定します。縦横比を固定のチェックボックスを選択すると、一方のサイズを変更した時に縦横比に基づいてもう一方の値が自動的に変更されます。 |
サイズ(指定単位) |
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横幅/高さ |
選択した単位で印刷のイメージサイズを指定します。縦横比を固定のチェックボックスを選択すると、一方のサイズを変更した時に縦横比に基づいてもう一方の値が自動的に変更されます。 |
単位 |
ここで選択する単位が、サイズ(指定単位)で使用されます。 |
プレビュー |
現在の設定に従って、レンダリングされたプレビュー、またはワイヤーフレームのプレビューが表示されます。 |
レンダリング |
現在のレンダリング設定を使って、レンダリング後の表示でプレビューを更新します。 |
ワイヤーフレーム |
ワイヤーフレーム表示でプレビューを更新します。 |
必要メモリ(推定)/ファイル容量(推定) |
HDRI取り出しには適用されません。 |
更新 |
HDRI取り出しには適用されません。 |
フォーマット |
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ファイル形式/色/品質 |
HDRI取り出しには適用されません(常にHDR形式)。 |
アルファチャンネルを保存 |
透明度をサポートしているファイル形式で、フルカラーを指定している場合は、このオプションを選択すると、イメージを透明の背景で取り出すことができます。 レンダリングまたはワイヤーフレームボタンをクリックして効果をプレビューします。不透明な白い背景は、透明であることを示す格子模様に置き換えられます。 |
取り出し前に表示が古いビューポートを更新 |
取り出し前に、表示が古いビューポートを自動的に更新します。 |
取り出し前にリセットが必要なプラグインオブジェクトをリセット |
取り出し前に、更新が必要な(図面枠などの)プラグインオブジェクトを自動的にリセットします。 |
ジオリファレンスファイルを取り出す (Vectorworks Design Suite製品が必要) |
現在のデザインレイヤをジオリファレンス設定している場合のみ利用できます。イメージファイルと共にワールドファイルを取り出します。ワールドファイルには、取り出すイメージの場所、縮尺、回転が測地系で記述されます。ジオリファレンス設定したレイヤが複数表示されている場合、ワールドファイルはアクティブレイヤに基づいて記述されます。詳細は、GISとジオリファレンスを参照してください。 |
取り出すHDRIダイアログボックスが開きます。
取り出しファイル名と保存先を指定します。イメージは、取り出す前に自動的にレンダリングし直されます。