Design Suite点群のポイントのサブセットを選別する

より的を絞ったビューやワークフローのため、選択した点群のポイントのサブセットを選別することができます。マーキー(範囲選択)領域を描画して選別するポイントの塊を定義します。これはスクリーンプレーン上で囲うことのできる領域で、それ以外の方向には囲うことはできません。選択したポイントの操作モードに応じて、選別したポイントの塊は表示または非表示になります。1つの点群でポイントの選別操作を複数回行って、目的の表示を定義するポイントを正確に選別できます。

点群のポイントを選別するには:

選択した点群のオブジェクト情報パレットでポイントを選別をクリックします。

一時的な選択モードがアクティブになります。

モード

説明

矩形

複数のポイントの周りに四角形のマーキーボックスを作成します。クリックして始点を設定し、希望する方向に向けてカーソルを移動し、マウスを離して終点を設定します。マーキーの内側のすべてのポイントが選択された状態になり、選別操作が可能になります。

なげなわ

複数のポイントの周りになげなわマーキーを作成して、不規則な2D形状のポイントをより正確に選択できます。クリックして始点を設定し、希望する方向に向けてカーソルを移動し、マウスを離して終点を設定します。マーキーの内側のすべてのポイントが選択された状態になり、選別操作が可能になります。

多角形

複数のポイントの周りに不規則な形状のマーキーを作成します。クリックして始点を設定し、形ができるまでクリックを続けます。ダブルクリックしてマーキーを終了します。マーキーの内側のすべてのポイントが選択された状態になり、選別操作が可能になります。

抜き取り

選別した点群から現在のマーキーで囲んだ領域を抜き取って表示します。選択範囲内のポイントのみが表示されます。

追加

前の選別操作で非表示にしたポイントを再度表示します。マーキー領域内のすべてのポイントが表示されます。

除去

マーキー領域内に配置されたポイントを非表示にします。ポイントは非表示になりますが、点群オブジェクトからは削除されません。

希望するマーキー(範囲選択) モードとポイント操作モードをクリックします。

図面をクリックして、選別するポイントを囲むマーキーの描画を開始します。

マーキーを描画すると、ソフトウエアは選択したポイント操作モードに応じてマーキー内のポイントを表示または非表示にして、自動的に操作を完了します。

必要に応じて、追加のポイント選別操作を完了します。

ポイントを選別すると、オブジェクト情報パレットのポイント数フィールドに、表示されているポイントの数と、点群のポイント総数の比較が表示されます。

クリップキューブでポイント選別を使用する

ポイント選別をクリップキューブと組み合わせて使用することで、点群内でプレイナー図形を既存の形状にスナップさせるなど、その後の作業に必要な表示を正確に定義できます。ワーキングプレーンをクリップキューブの面に揃えるには、クリップキューブの強調表示された水平面あるいは垂直面を右クリックし、コンテキストメニューからワーキングプレーンを作成を選択します。

ポイント選別操作は、アクティブなクリップキューブの外側に配置されているポイントでは機能しません。

点群のポイントを復元する

点群を選別すると、オブジェクト情報パレットに選別パラメータが表示されます。選別の選択を解除すると、すべての選別が無効になり、すべてのポイントが表示されます。

点群のポイントを削除する

選別を行っても、非表示のポイントは依然としてファイル内に存在しており、オブジェクト情報パレットに選択外の点を削除パラメータが表示されます。ファイルからすべての非表示のポイントを完全に削除するには、オブジェクト情報パレットの選択外の点を削除をクリックします。この操作を元に戻すことはできません。

点群(ポイントクラウド)を編集する

クリップキューブを使用してモデルを表示する

点群(ポイントクラウド)の取り込み