Design Suiteプロジェクト共有のベストプラクティス

プロジェクトを共有するすべてのユーザーが、同じバージョンのVectorworksを使用する必要があります。

Vectorworks Cloud Servicesでプロジェクトを共有するには、Vectorworks 2021(サービスパック4)以降を起動している必要があります。

Vectorworksは、仮想マシンとのプロジェクト共有機能の使用をサポートしていません。

プロジェクトファイルを作成する際は、プロジェクトフォルダ、サブフォルダ、およびプロジェクトファイルの完全な読み取り、書き込み、削除、および名前の変更権限があることを確認してください。

プロジェクトをネットワークフォルダで共有する場合は、SMBとAFPプロトコルを混在させず、どちらか一方を使用してください。また、サーバー側で接続プロトコルを設定しておくことを推奨します。

Vectorworks Cloud Servicesでプロジェクトフォルダを共有する場合は、「同期と編集」の権限を使用します。

ユーザーがプロジェクトファイルからワーキングファイルを作成した場合は、プロジェクトファイルの名前を変更したり、別のフォルダに移動したり、フォルダの名前を変更したりしないでください。また、決してプロジェクトファイルのコピーを作成しないでください。

ワーキングファイルは、クラウドストレージやネットワークではなく、ローカルのハードディスクに保存します。

クラウド上で共有されたプロジェクトファイルに接続されたワーキングファイルを開くには、インターネット接続を有効にして、ファイル共有サービスのデスクトップクライアントを起動する必要があります。

ワーキングファイルを一度作成したら、プロジェクトが完了するまで使い続けることを推奨します。1つのプロジェクトファイルに対して複数のワーキングファイルを(異なる名前で)作成できます。ただし、プロジェクトのレイヤまたはオブジェクトをチェックアウトできるのは、一度に1つのワーキングファイルに対してのみとなります。