古いバージョンの図面枠を新しいバージョンの図面枠に変換する

Vectorworks 2019以前のバージョンで作成された古いバージョンの図面枠を含むファイルを開く場合、ファイル内で適切に機能させるには、オブジェクトを新しいバージョンの図面枠に変換する必要があります。

古いバージョンの図面枠を新しいバージョンの図面枠に変換するには：

古いバージョンの図面枠を選択してオブジェクト情報パレットの更新をクリックするか、Vectorworks Design Suite製品では、右クリックしてコンテキストメニューから更新を選択します。

表題欄の更新ダイアログボックスが開きます。

パラメータ	説明
更新処理の対象を選択	選択した図面枠のみ、ファイル内のすべての図面枠、または選択したファイル内のすべての図面枠を変換するかを選択します。
オプション
古い表題欄を削除	変換後、古いバージョンの図面枠を削除します。
プロパティマッピングダイアログボックスを表示	プロパティマッピングダイアログボックスが開きます。プロジェクトデータと図面情報のプロパティが表示されて、古いバージョンの形式から新しいバージョンの図面枠にマッピングできます。
ワークシートも更新	ワークシートのデータベース行にある図面枠のパラメータに合わせて、ファイル内のすべてのワークシートを更新します。古いバージョンの図面枠から新しいバージョンの図面枠にマッピングしたパラメータのみが更新されます。

選択したファイル内のすべての図面枠を変換する場合は、ファイルを選択ダイアログボックスが開きます。表示されない場合は、ステップ4に進みます。

フォルダ選択をクリックし、選択するファイルを含むフォルダを参照します。

リストブラウザに、フォルダ内に配置されている.vwxファイルが表示されます。

変換するファイルを含むフォルダを選択し、追加するファイルの左側にある使用する列をクリックしてチェックマークを付けます。

プロパティマッピングダイアログボックスを表示を選択している場合は、ダイアログボックスが開き、デフォルトのプロジェクトデータと図面情報のマッピングが表示されます。必要に応じてマッピングを変更し、OKをクリックして表題欄の更新ダイアログボックスに戻ります。

ファイル名やシートレイヤタイトルなど、一部のフィールドは再マッピングできません。

パラメータ	説明
プロジェクトデータ／図面情報	プロジェクトデータまたは図面情報ペインを選択して、データをマッピングします。
新しいフィールド／古いフィールド	マッピングしたフィールドの組み合わせが一覧表示されます。マッピングを変更するには、行項目をクリックして選択します。リストの下に、新しいフィールド項目の名前が一覧表示されます。古いフィールドを選択して新しいフィールドにマッピングします。フィールドをマッピングせずに残すには、空の行を選択します。

古いバージョンの図面枠が変換されて、パラメータが新しいフィールドにマッピングされます。マッピングできないパラメータはデフォルトの設定になります。

変換後の表題欄の配置基準

新しいバージョンの図面枠は、古いバージョンの図面枠とは異なる基準で、表題欄を図面枠に配置します。変換後に誤った配置になった場合は、図面枠設定：表題欄ペインで表題欄の位置設定を変更するか、外れたところにある基準点を削除して配置基準を修正できるかどうかを確認してください。