赤ペンを配置する

赤ペンツールを使用して赤ペンオブジェクトを作成します。赤ペンオブジェクトとは、図面での変更要求を示すタイムスタンプ付きの図形オブジェクトです。

2.設定をクリックして、赤ペンの設定ダイアログボックスを開き、ツールのデフォルトパラメータを指定します。パラメータは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。

パラメータ	説明
赤ペンスタイル	赤ペンオブジェクトに適用するスタイルを選択します。 ● 雲型：雲スタイルを適用します。 ● 隅丸：角を丸めた実線スタイルを適用します。 ● 隅丸（破線）：角を丸めた破線のスタイルを適用します。 ● 標準：角を丸めない実線スタイルを適用します。 ● 標準（破線）：角を丸めない破線のスタイルを適用します。
記入者名	変更を許可した人のデフォルトの名前またはイニシャルを指定します。この名前は、このファイル内に作成する赤ペンで使用されます。
修正担当者名	作業を割り当てた人のデフォルトの名前またはイニシャルを指定します。この名前は、このファイル内に作成する赤ペンで使用されます。

3.改訂を行うデザインレイヤ上で、改訂領域を赤ペンで囲みます。

選択した作成方法に応じて、適切に赤ペンを作成します。これにより、スクリーンヒント、オブジェクトスナップ、およびブーメランモードを赤ペンの作成時に使用できるようになります。

4.赤ペンの設定ダイアログボックスが開きます。赤ペン情報と権限を入力します。

パラメータ	説明
指示内容	赤ペンの状態を説明するテキストを入力します（または推奨される操作を指定します）。
記入者名	ファイルのデフォルトの記入者名設定が表示されますが、この赤ペン用に変更できます。
修正担当者名	ファイルのデフォルトの修正担当者名設定が表示されますが、この赤ペン用に変更できます。
選択した図形の線色を赤に変更	現在選択している項目をシンボルとして赤ペンに追加することで、赤ペンの詳細情報を提供します（詳細は赤ペンにスケッチを追加するを参照）。

5.赤ペンオブジェクトに、現在の日付と訂正する図面が示されます。引出線をクリックし、目的の位置にドラッグして、赤ペンテキストを配置します。赤ペンが複数ある場合、引出線を整列コマンドを使用して読みやすくします（引出線を整列／均等配置するを参照）。

1つ以上選択した赤ペンオブジェクトのパラメータは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。

パラメータ	説明
角度	オブジェクトの回転角度を表す数値を指定します（0.00が水平です）。
文字スタイル	ライブラリまたは現在のファイルから文字スタイルを選択します。図形のクラスに定義されているスタイルを使用するには、<クラスの文字スタイル>を選択します。文字メニューのオプションを使用して文字の書式を設定するには、<なし>を選択します。文字スタイルを使用するおよび文字の書式設定をするを参照してください。
線の種類	赤ペンスタイルをリストから選択します。
引出線の位置	赤ペンの引出線の配置を指定します。 ● 自動：赤ペン図形の中心から離れた位置に文字を配置します。 ● 左：引出線の左側に文字を配置し、右揃えにします。 ● 右：引出線の右側に文字を配置し、左揃えにします。
修正	赤ペンが解決済みまたは修正済みであることを示すには、修正を選択します。選択すると赤線が黄色に変わり、赤ペンが解除された日付が自動的に表示されます。以前に解決した赤ペンを復元したことを示す場合は、選択を解除します。
記入者名を表示	記入者名の情報が赤ペンに表示されます。
記入者名	記入者の名前を入力します。
修正担当者名を表示	修正担当者名の情報が赤ペンに表示されます。
修正担当者名	修正を担当する人の名前を入力します。
スケッチを表示	赤ペンに追加したスケッチ（ある場合）が表示されます。
作成日	赤ペンの作成日が表示されます。
修正日	赤ペンの修正日が表示されます。
指示内容	赤ペンのコメント情報が表示されます。この情報は変更可能です。
引出線の長さ	赤ペンコメントと赤ペン情報を分ける引出線の長さを設定し、コメントのテキストラッピングを変更します。