ドロップシャドウ属性

2D／平面ビューで、シンボル、壁、テキスト、プラグインオブジェクト、シートレイヤビューポートなど、任意のグラフィック図形にドロップシャドウを適用できます。影の付き方は図形の種類によって異なります。

属性パレットでは、ほとんどの図形にドロップシャドウを適用できます。スタイルを適用した壁、スラブ、屋根、屋根面では、図形に適用したスタイルの属性設定でドロップシャドウを有効にします。

1. 図形を選択して、属性パレットのドロップシャドウボタンをクリックします。

2.ボタンの右側にある設定ボタンをクリックすると、ドロップシャドウダイアログボックスが開きます。

パラメータ	説明
影のオフセット	図形から影をオフセットする距離を入力します。
単位	オフセットとぼかしに使用する単位を選択します。 ● 縮尺無視：レイヤの縮尺を変更すると、オフセットとぼかしの外観が変わります。 ● 縮尺追従：レイヤの縮尺を変更しても、オフセットとぼかしの外観は変わりません。
影の位置	影の角度を設定します。スライダをドラッグして影を配置するか、スライダの右側に、図形の右端から反時計回りで測った影の角度を入力します。
ぼかし	影に適用するぼかしの範囲を入力します。ぼかしを0にすると輪郭がはっきりした影になり、数字が大きくなるほど端のぼかしは強くなります。
色	影の色を選択します。
不透明度	影の不透明度を設定します。スライダを左にドラッグして不透明度を下げるか、またはスライダの右側に不透明度のパーセンテージ（0～100％）を入力します。
クラスのドロップシャドウ設定を使用	選択中の図形のクラスで設定したドロップシャドウの値を使用します。

3.必要に応じてプレビューをクリックし、ドロップシャドウ設定の効果を確認します。

図形	影の付き方
塗りつぶしを適用しないシートレイヤビューポート	ビューポートの注釈を含め、すべての図形に背景に浮かんでいるような影が付きます。注釈にドロップシャドウを適用したいが、ビューポート全体にはドロップシャドウを適用したくない場合は、ビューポートを編集して、注釈に直接ドロップシャドウを適用します。
塗りつぶしを適用したシートレイヤビューポート	ビューポートの枠と枠の外にある注釈に影が付きます。
グループ化した図形	グループ内の各図形に影が付きます。
シンボル	シンボル内の2D図形には、全体で1つの影が付きます。さらに多くの影を作成するには、シンボルの2D構成要素を編集して、個々の構成要素にドロップシャドウを適用します。
植栽および建物モデル	植栽および建物モデルには、影の機能が組み込まれています。これらの図形のオブジェクト情報パレットで2D 影を表示を有効にしている場合、ドロップシャドウを適用すると、平面ビューで2つの影が作成されます。