Spot00061.pngマルチケーブル情報を割り当てる

照明仕込み図で接続する器具に、マルチケーブル回路およびラベルを自動で割り当てることができます。マルチケーブルで照明器具以外のデバイスに給電する場合は、最初に回路割り当て設定コマンドを選択して、ブレイクアウトケーブルから回路情報を送る先を決定します。回路データの割り当てを設定するを参照してください。

照明用番号付けコマンドで、ケーブルにIDラベルを割り当てることができます。詳細については、照明仕込み図用オブジェクトに番号を付けるを参照してください。

回路情報を割り当てる

コマンド

パス

マルチケーブル回路の割り当て

舞台照明>ケーブル

マルチケーブルの回路情報を、関連付けられた照明器具(または他の装置)に自動で割り当てるには:

1.      マルチケーブルオブジェクトを選択します。マルチケーブルには、ケーブル電路IDが割り当てられている必要があります。

2.コマンドを選択します。

マルチケーブル回路の割り当てダイアログボックスが開きます。最初のブレイクアウトケーブルの開始番号を入力します。必要に応じて、オブジェクトに割り当てられていないブレイクアウトケーブルのブレイクアウト回路番号を削除するオプションを選択します。たとえば、ブレイクアウトが6本のケーブルで構成されていても、5つのデバイスしか割り当てられていない場合、残されたブレイクアウトケーブルの回路データは使用されていないため削除されます。

3.OKをクリックします。

4.VectorScriptウインドウが開き、回路データをデバイスに割り当てるにあたって役立つ情報が表示されます。

       次の照明器具に割り当てられる回路名と回路番号が表示されます。照明器具を順にクリックして、表示された回路情報を次の照明器具に割り当てます。

       回路番号をスキップするには、Shiftキーを押しながら次の照明器具をクリックします。

       次のデバイスを前のデバイスに接続するには、Ctrlキー(Windows)またはCommandキー(Mac)を押しながらクリックします。接続したデバイスの位置を示すシンボルが図面に配置されます。

JumperChainGangingSymbol00062.png 

       Shift + Ctrl(Windows)またはShift + Command(Mac)を押しながら次のデバイスをクリックして、回路番号を指定します。数値入力ダイアログボックスが開きます。回路番号を入力します。

5.ブレイクアウト回路がその数に達するまで、回路情報の割り当てを続けます。終了するには図面の空白部分をクリックします。

照明器具のCircuit Name(回路名)およびCircuit Number(回路番号)パラメータは、マルチケーブルのブレイクアウト回路に基づいて自動的に割り当てられます。

ブレイクアウトラベルを配置する

コマンド

パス

ブレイクアウトラベルを配置

舞台照明>ケーブル

マルチケーブルの回路情報を示すブレイクアウト情報を使用して、マルチケーブルに自動でラベルを配置できます。デフォルトで、さまざまなラベルを使用できます。カスタムラベルを作成することもできます。

ブレイクアウト情報を使用してマルチケーブルにラベルを配置するには:

1.      特定のマルチケーブルにラベルを追加する場合は、マルチケーブルオブジェクトを選択します。すべてのマルチケーブルにラベルを追加する場合は、マルチケーブルを一切選択しないでください。

2.コマンドを選択します。

マルチケーブルを選択していない場合は、すべてのマルチケーブルにラベルを配置することを確認します。ブレイクアウトラベルを配置ダイアログボックスが開きます。

ブレイクアウトラベルを右クリックし、コンテキストメニューからマルチケーブルを選択を選択して、ラベルに関連付けられたマルチケーブルを選択します。

ブレイクアウトラベルのプロパティはオブジェクト情報パレットで編集できます。ラベルのパラメータに加えた変更は、関連付けられたマルチケーブルオブジェクトのパラメータに反映されます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

カスタムブレイクアウトラベルを作成する

マルチケーブルを配置する

照明仕込み図用オブジェクトに番号を付ける