Land00054.png樹木データファイルから既存樹木を取り込む

コマンド

作業画面:パス

樹木データを取り込む

       Designer 2021:建築>既存樹木

       Landmark 2021:ランドスケープ>既存樹木

樹木データファイルの樹木データをVectorworks Landmarkに取り込むと、このデータを使用して、位置などの適切に連結された情報を持った既存樹木を自動的に作成できます。連結されたデータを既存樹木のパラメータやレコードフィールドにマッピングすることで、すべての樹木データが組み込まれた有効な既存樹木オブジェクトがファイル内に作成されます。編集後、既存樹木一覧表のデータを樹木データのテキストファイルとして取り出すことができます。

必要に応じて、連結されたレコードデータを含む基準点を代わりに作成できます。その後、樹木情報を含む基準点をShapeファイル形式で取り出すことができます。

樹木データファイルから既存樹木を取り込むには:

1.      コマンドを選択します。

2.取り込む樹木データファイルを選択します。

樹木データの取り込みダイアログボックスが開きます。樹木データを取り込む方法と、データをVectorworksファイル内の既存樹木パラメータにマッピングする方法を指定します。設定は保存して後で使用できます。

3.樹木データマッピングテーブルの各行を選択し、対応する既存樹木パラメータにマッピングする方法を、選択項目にマッピングする既存樹木パラメータで選択して指定します。必要に応じて、ファイルのデフォルトとは異なる場合に使用する特定の単位を選択します。行データをカスタムレコードに追加する場合は、行にチェックマークを付けます。

既存樹木のパラメータにマッピングする場合は、そのタイプに互換性があれば、関連するデータ値は直接マッピングされます。たとえば、樹高パラメータをマッピングすると、樹木データファイルの樹高値は既存樹木の樹高値になります。状態パラメータをマッピングすると、項目がデフォルトのオプション(優良、良、並、劣)のいずれかと一致する場合は意図したとおりに設定され、項目がデフォルトと一致しない場合はカスタムに設定されます。

マッピングされたパラメータにデータが表示されない場合は、既存樹木ツールのデフォルト値が使用されます。

一部の既存樹木のパラメータには、対応する樹木データがないことがあります。既存樹木オブジェクトを作成すると、これらのパラメータもデフォルトに設定されます。

4.必要に応じて、マッピング設定を保存します。

5.OKをクリックして樹木データを取り込みます。

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基準点から既存樹木を作成する

既存樹木を配置する

ワークフロー:既存樹木の配置