DesignSeries00066.png断面ビューポートの詳細プロパティ

詳細プロパティでは、断面ビューポートの範囲と属性を定義できます。ビューポートの作成時か作成後に指定します。オブジェクト情報パレットまたはプロパティダイアログボックスからプロパティを編集します。

有限断面は室内展開図の作成に便利です。たとえば、建物の特定の部屋全体の断面線を描画して、その部屋の床のレイヤだけを表示するよう設定すると、その部屋限定の室内展開図を作成できます。さらに正確な室内展開図の場合は、クリップキューブを使用して断面ビューポートを作成します。クリップキューブの形状に従って自動的に外面が設定されます。

透視投影の垂直断面図のXおよびY位置は、断面線の中心にあります。Z位置は、高さの範囲の選択(有限または無限)によって異なります。

断面ビューポートのプロパティを指定するには:

1.      断面ビューポートの作成ダイアログボックスまたは水平断面ビューポートの作成ダイアログボックスで、断面の詳細設定をクリックします。

あるいはビューポートを選択し、オブジェクト情報パレットまたはプロパティダイアログボックスのプロパティをクリックします。

断面の詳細設定/水平断面の詳細設定ダイアログボックスが開きます。

2.垂直断面ビューポートの場合は、範囲タブをクリックし、無限の範囲の断面図か、または有限の範囲の垂直断面ビューポートの長さ、高さ、および奥行きを指定します。

水平断面ビューポートの範囲は、切断面と範囲ダイアログボックスで管理します。水平断面ビューポートの切断面と範囲を設定するを参照してください。

3.属性タブをクリックし、断面の平面の上の図形および断面の平面を越えた図形の外観を指定します。切断面上の図形は、個別の断面を維持するか、または構造体とその他のグループに分割し、クラス設定に従って異なる方式で表示できます。

オブジェクト情報パレットの断面ビューポートで構造用図形として扱うを選択して、3Dオブジェクトを構造体として指定できます。これにより、その外観を断面上の他の構造用図形と統合できます。統合された図形は、1つの連続した面を持った1つのユニットとして表示されます。

構造用図形として指定できるオブジェクト

デフォーム(汎用ソリッド)

多段柱状体

3Dパス複製

円柱(柱状体)

多角柱(メッシュ)

サブディビジョン

回転体

NURBS曲面

CSGソリッド図形(合成/切り欠き/抜き取り/切削ソリッド)

柱状体

3Dパス図形

錐状体

四角柱(柱状体)

メッシュ

ソリッド図形(球/円錐/半球)

階段構造部(上部、下部、前後面、内側/外側)

4.表示タブをクリックし、断面ビューポートの表示プロパティを指定します。

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ビューポートのプロパティ

断面ビューポートの作成

ビューポートの修正