電力計画パレット
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電力計画パレットには、電力計算の対象となるすべてのオブジェクトに関する情報が提供されています。このパレットには、以下の4つのタブがあります:
コンポーネントグラフ:システムの各機器の内部配線を示す詳細な簡易図が表示されます。この図を使用して、ヒューズ、入力、出力などの内部的な電気部品コンポーネント間の接続を確認できます。
デバイスグラフ:システムの各機器間の接続を示す簡単な概略図が表示されます。この図を使用して、電気機器の接続を確認および編集できます。
電力の概要:システムの電力計算データおよび動力源オブジェクトに作用する負荷が表示されます。
電力パッチ表:図面で接続されている電気ネットワークが一覧表示され、電力パッチのスプレッドシート形式のワークフローが表示されます。
コンポーネントグラフ
コンポーネントグラフには、図面上の各電気部品コンポーネントのネットワーク図が表示されます。電気部品コンポーネントの詳細は、カスタム電気機器を作成するを参照してください。コンポーネントグラフでは、コンポーネントレベルの接続を確認できます。コンポーネントには、その固有のIDと電気負荷でラベルが付けられます。過負荷になっているコンポーネントは、赤色で表示されます。
コンポーネントグラフで接続を編集することはできません。
図のレイアウトは、電力の流れを反映しています。電力を供給するコンポーネントは、電力を受け取るコンポーネントより上に配置されます。同じ動力源を持つ複数のコンポーネントは、同じレベルに配置されます。配線接続は、コンポーネントの入力ポートと出力ポートを接続する線で表されます。
デバイスグラフ
デバイスグラフには、図面上の各電気機器のネットワーク図が表示されます。この図には、電気系統がコンポーネントグラフよりも高いレベルで表示されます。デバイスグラフでは、機器レベルの接続を確認して編集できます。機器には、その固有のIDと電気負荷でラベルが付けられます。過負荷になっている機器は、赤色で表示されます。
図のレイアウトは、電力の流れを反映しています。電力を供給する機器は、電力を受け取る機器より上に配置されます。同じ動力源を持つ複数の機器は、同じレベルに配置されます。ケーブル接続は、機器の入力ポートと出力ポートを接続する線で表されます。
機器に電力パッチするには:
接続元の入力/出力ポートをクリックし、接続先の出力/入力ポートまでカーソルをドラッグします。新しい接続を作成することも既存の接続をパッチし直すこともできますが、接続を削除することはできません。
以前から存在する接続がある場合は、警告が開きます。はいをクリックして、接続を上書きし、機器にパッチし直します。
図が自動的に新しい接続で更新されます。
電力の概要
電力の概要には、図面の電力計算データが表示されます。電力を計算するには、図面に少なくとも1つの動力源がなくてはなりません。電力の計算は、電気系統の設定や編集を行うと自動的に実行されます。
電力の概要に表示されるデータは、表の上で選択しているサブタブに応じて変わります。
すべての動力源をクリックすると、図面上にあるすべての動力源の電気負荷が表示されます。負荷は、機器ごとおよび動力源ごとにまとめられます。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
すべての動力源 |
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名前 |
機器の名前が表示されます。 |
数量 |
図面上にある、該当する名前の機器の総数が表示されます。 |
負荷 |
該当する機器1台分の電気負荷が表示されます。 |
総電力負荷 |
図面上にある、該当する機器によるすべての総電力負荷が表示されます。 |
動力源 |
機器の動力源が表示されます。 |
動力源 |
それぞれの動力源にかかる総電力負荷が表示されます。これにより、複数の動力源間でどのように負荷のバランスが取れているかを判断することができます。 |
電気系統に複数の動力源がある場合は、それぞれの動力源のサブタブをクリックすると、それぞれの動力源の電気負荷および位相負荷が表示されます。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
名前 |
機器の名前が表示されます。 |
負荷 |
機器からの電気負荷が表示されます。 |
データを編集するには、表内のフィールドをクリックします(編集可能なフィールドに関する詳細はリストボックス機能を参照)。図面が自動的に更新されます。このデータは、ワークシートに取り出して図面に配置したり(ワークシートを作るを参照)、他のスプレッドシートアプリケーションに取り出したりできます。
電力パッチ表
電力パッチ表には、電力パッチのスプレッドシート形式のワークフローが表示されます。この表には、図面上で接続されているすべての電気機器が、その個々の入力および出力コンポーネントと一緒に表示されます。一度に複数のコンポーネントに簡単に電力パッチできます。
表から電力パッチするには:
次のいずれかを実行します:
表で接続元の入力/出力コンポーネントの行を探します。その行の接続列に、接続先の出力/入力コンポーネントのオブジェクトIDを入力します。
複数の行を選択すると、1つのコンポーネントへの接続を複数作成できます。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
名前 |
各機器の電気部品コンポーネントの名前が表示されます。表の行は、機器に含まれるコンポーネントごとに生成されます。 |
タイプ |
機器のタイプが表示されます。 |
オブジェクトID |
コンポーネントの固有のIDが表示されます。 |
接続 |
接続されているコンポーネントが表示されます。 |
電力消費 |
コンポーネントに必要な電力が表示されます。 |
ヒューズ |
コンポーネントに過電流保護装置が接続されている場合に、その装置が表示されます。 |
動力源 |
機器の動力源が表示されます。 |
接続元の入力/出力コンポーネントのオブジェクトIDをコマンドラインに入力します。次に、ピリオド(.)を入力し、その後ろに接続先の出力/入力コンポーネントのオブジェクトIDを続けます。
接続されているすべてのコンポーネントの接続列が更新され、図面も自動的に更新されます。