DesignSeries00259.pngIFCデータを表示および編集する

VectorworksオブジェクトまたはIFCエンティティに追加したデータは、Vectorworksプログラムで作成したものでもIFCファイルから取り込んだものでも、オブジェクト情報パレットのデータタブまたはIFCデータコマンドを使用して表示したり編集したりできます。また、スペースオブジェクト、窓、壁などのVectorworksプラグインオブジェクトに対応するデフォルトのIFCオブジェクトデータを表示することもできます。

IFCデータにアクセスするには:

VectorworksオブジェクトまたはIFCエンティティを選択します。複数のアイテムを選択できます。編集内容は選択したすべての対象オブジェクトに適用されます。

オブジェクト情報パレットのデータタブをクリックすると、連結されたIFCデータを表示および編集できます(データが表示されない場合は、オブジェクト情報パレットの座標/ IFC メニューでIFC データを表示を選択してください)。

オブジェクトまたはIFCエンティティに連結するプロパティセットの隣にチェックマークを付けます。選択したプロパティセットのパラメータがデータタブの下部に表示され、可能な場合は編集できます。データマネージャを使用する時の設定に従って、プロパティをインスタンスまたはマッピングで設定できます。IFCデータマッピングによりプロパティセットを取り出せない場合は、Xと共に表示されます。

選択した連結済みプロパティセットは、チェックマークを外すか、データタブのレコードの連結を解除をクリックして削除できます(レコードの連結を解除をクリックすると、選択したIFCデータセット全体を、選択したオブジェクトから削除できます)。

連結済みのデフォルトでないIFCデータには、レコードフォーマットからカスタムプロパティセットを定義できます。この場合は、カスタムプロパティセットボタンを使用してカスタムのIFCプロパティセットを使用することができます。

oip_DataTab.png 

IFCデータコマンドでIFCデータを表示および編集する

コマンド

作業画面:パス

IFCデータ

Architect 2022:建築

Landmark 2022:ランドスケープ>建築

Spotlight 2022:舞台照明>建築

VectorworksオブジェクトまたはIFCエンティティを選択します。複数のアイテムを選択できます。編集内容は選択したすべての対象オブジェクトに適用されます。

コマンドを選択します。

IfcObjectTypesが複数あるオブジェクトを含むグループを選択している場合、IFCタイプの選択ダイアログボックスが開きます。グループに適用するIFCタイプを選択します。必要に応じて、グループに含まれている図形からIFCデータを削除します。

必要に応じて編集するアイテムを指定している場合、IFCデータダイアログボックスが開きます。IFCデータをオブジェクトに割り当てるで説明しているように、IFCデータを表示または編集します。

IFCエンティティを選択すると、IFCデータダイアログボックスにはエンティティに追加したデータが表示され、編集できます。Vectorworksプラグインオブジェクトを選択すると、IFCデータダイアログボックスには、対応するIFCオブジェクトタイプが表示されます。このオブジェクトは、取り出し時にそのタイプのエンティティに変換されます。

IFC形式との相互使用

カスタムのIFCプロパティセットを使用する

IFCファイルを取り込む

IFCプロジェクトを取り出す