ポート番号を変更する

サーバーのポート番号を変更する

まれに、ライセンス管理ソフトウエアで使用するポート番号を変更する必要があります。たとえば、別のアプリケーションですでにデフォルトのポート番号を使用していることがあります。ポート番号はインストール時に簡単に変更できます。これを行わなかった場合は、ライセンスファイル(.lic)を編集してポート番号を変更してください。

ライセンスファイルの編集には、十分な注意が必要です。

管理画面のEdit License Filesをクリックします。

Edit license file画面が表示されます。

SiteProtection00077.png 

License File to Editリストで、編集したいライセンスファイルを選択します。

Edit License Fileボタンをクリックします。

Edit license file画面が表示されます。以下に、ライセンスファイルの例を示します。

SiteProtection00078.png 

5053:RLMサーバーのポート番号です。デフォルト値は5053です。クライアントとの接続に必要なポートです。

ISVvektorwrx: 内部的に使用しているISVサーバーのポート番号を指定するパラメータです。デフォルト設定では空いているポートを自動的に割り当てます。

ポート番号を変更するには、以下を入力します。ISVvektorwrxport=nnnnnnnnは希望するポート番号)

他の箇所は編集しないでください。ライセンス管理ソフトウエアが起動しなくなる恐れがあります。

Update License Fileボタンをクリックして、変更した内容を保存します。

ライセンス管理ソフトウエアを再起動します。RLMサーバーを終了するを参照してください。

バージョンアップした場合、または Fundamentals ライセンスやプラグインモジュール(Renderworks、Architectモジュール、Landmark モジュール、Spotlight モジュール、Design Suite モジュール)を追加購入した場合などは、古いライセンスファイルを削除し、新しく入手したライセンスファイルと入れ替えてから、必要に応じて適宜編集してご利用ください。

ライセンスファイルの置き換えを行う場合は、以下にご注意ください。

* ライセンスの持ち出し中はライセンス条件を変更できません。持ち出されているライセンスをすべて一旦回収してから(返却させてから)、作業を行ってください。

管理画面のポート番号を変更する

管理画面にはブラウザでアクセスし、デフォルトのポート番号5054を通じて情報が表示されます。ポート番号5054がすでに別のアプリケーションに割り当てられているか、他に何らかの理由がある場合は、デフォルトのポート番号を変更できます。

Windowsサービスで起動する場合(Windows)は、サービス設定でポートを変更できます。詳細はWindowsサービスを停止するを参照してください。

ライセンス管理ソフトウエアを終了します。RLMサーバーを終了するを参照してください。

コマンドプロンプト(Windows)またはターミナル(Mac)を起動します。

ライセンス管理ソフトウエアのフォルダ(Windows)または/Library/PrivilegedHelperTools/com.vectorworks.rlm(Mac)に移動します。

下記のコマンドを入力してEnterキーを押し、新しいポート名でRLMサーバーを再起動します。

Windows:rlm.exe -ws nnnn(nnnnはポート番号)

Mac:  ./rlm -ws nnnn(nnnnはポート番号)

この起動オプションは、サーバーを起動するたびに指定する必要があります。

サーバー管理画面

サーバー起動オプション