Architect or LandmarkBIMobjectからオブジェクトを挿入する

ツール

作業画面:ツールセット

BIMobject

BIMobject_tool02853.png 

Architect 2023:家具/建物

Landmark 2023:建物

BIM(Building Information Model)オブジェクトのカタログメーカーBIMobject Corporationから、建築士やランドスケープ・アーキテクトなど設計の専門家を対象に定義済みのBIMデータが連結された、さまざまな建築用コンテンツや家具を入手できます。BIMobjectツールを使用すると、メーカーの製品カタログでオブジェクトをブラウズしてダウンロードし、製品情報を入手および更新して、拡張されたプロパティセットデータを連結できます。BIMobjectのコンテンツはBIMワークフローにシームレスに組み込めるため、有効な連結データの管理や更新の手間をかけずにBIM対応モデルを作成できます。

BIMobjectは、黒のシンボル(オブジェクトの形状が編集可能)と、オブジェクトに連結されたデータを含む赤のシンボルとしてダウンロードされます。図面内には赤のシンボルを配置しますが、オブジェクトの外観や形状を変更するには、黒のシンボルを編集します。BIMobjectは、BIMobjectユーザー設定ダイアログボックスで指定した場所に保存されます(BIMobject設定を参照)。シンボル定義を編集するには、シンボル定義を編集するまたは図形の編集モードを参照してください。

Vectorworksプログラム内のBIMobject機能にアクセスするには、最初にBIMobjectのWebサイトからログイン認証情報を入手します。BIMobject機能を初めて使用する時は、Webブラウザが開いてログインできます。

BIMobjectツールを使用するにはインターネット接続が必要です。

BIMobject_toolbar.png 

モード

説明

ブラウズ/ダウンロード

 

メーカーの製品を表示し、コンテンツをファイルや指定したフォルダにダウンロードします。また、ダウンロードしたオブジェクトを挿入します。

情報を見る

選択したBIMobjectのメーカー製品データを表示します。

更新

すべてのBIMobjectを最新のメーカー製品データで更新します。

BIMail

BIMailダイアログボックスが開きます。コンテンツメーカーはこのインターフェイスで、製品のアップデートや仕様変更、生産中止された製品について設計者とやり取りできます。

ユーザー設定

BIMobjectユーザー設定ダイアログボックスが開き、コンテンツをダウンロードするデフォルトの場所を設定できます。

Vectorworks 2018より前のバージョンのBIMobjectを含むファイルを開くと、BIMObjectの更新ダイアログボックスが開きます。以前のバージョンのBIMobjectをどう処理するかを選択します。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

BIMObjectの赤シンボル定義を更新する

以前のバージョンの2D/3D基本形状を階層化された黒のシンボルに配置して、すべての赤のシンボル定義を更新します。

配置済みのBIMobjectインスタンスも新しい赤シンボルに更新する

赤のシンボル定義を更新すると、BIMobjectのインスタンスもすべて更新されます。

ファイル内にカスタマイズしたバージョンのオブジェクトがある場合は、すべてのカスタマイズ設定が失われます。

今は更新しない

このファイル内の以前のバージョンのBIMobjectを、現時点では元の状態のままにしておきます。

今もこれからもBIMObjectを更新しない

このファイル内の以前のバージョンのBIMobjectを、永続的に元の状態のままにしておきます。

BIMobject設定

BIMobjectコンテンツをブラウズ、ダウンロード、挿入する

BIMobjectを更新する