Solibriを使用してIFCモデルをチェックする

Solibri Inside

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Solibri® Insideは、Vectorworks内のWebパレットとしてインストールされます。このクラウドベースのツールは、クリアランス、操作性、アクセシビリティ、および情報レベルに関する一般的なBIMエラーを見つけて修正するのに役立ちます。プロジェクトの設計段階でモデルの品質を確認することにより、追加費用、遅延、および手直しのリスクを軽減できます。

Solibri Insideのメニューは英語表記となっております。ご了承ください。

Solibri Insideを設定するには:

コマンドを選択して、Solibri Insideパレットを開きます。

パレットの右上にあるLoginをクリックします。登録してログインし、無料プランと有料プランのどちらを使用するかを指定します。

必要に応じて、Solibriが提供するデフォルトのチェックを編集せずに使用できます。この場合、ログインと登録は不要です。

Solibri Insideを使用してIFCモデルをチェックするには:

Vectorworksのファイルを開いた状態で、コマンドを選択してSolibri Insideパレットを開きます。

使用できるチェックを確認または編集したい場合は、ログインし、パレットの左上にあるメニューでSolibri Inside Editorを選択します。ブラウザウインドウが開き、チェック、ルール、および対象の現在の設定が表示されます。使用できるオプションは、選択したプランによって異なります。必要に応じて設定を編集してください。

WebパレットのメニューでChecksを選択し、実行するチェックを選択します。

IFCプロジェクトの取り出しダイアログボックスが開きます。最新バージョンのモデルを取り出します(IFCプロジェクトを取り出すを参照)。取り出しが完了すると、チェックが自動的に開始されます。

チェックが完了すると、パレットにメッセージと必要な修正に関する情報が表示されます。問題を修正するには、1つまたは複数の問題を選択して、次のいずれかの操作を行います:

Select in modelをクリックすると、モデル内のオブジェクトを選択して、すぐに修正できます。

Create issueをクリックすると、BCFマネージャパレットが開きます。問題はBCFファイルに注釈として追加されるため、これを保存し、後で使用して修正できます。

必要に応じて、追加のチェックを選択します。これ以降の各チェックでは、最後に取り出したIFCモデルを使用するか、新しいモデルを取り出すかを指定します。

すべての修正が完了したら、引き渡しのためにVectorworksモデルをIFCに取り出します。

Solibriダイレクト

コマンド

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Solibriダイレクト

ツール

Solibri Officeは、一般にBIMプロジェクトの調整段階で、モデルとデータの品質を確保するために使用される、高度なデータ検証およびモデルチェック機能を備えています。Solibri Officeをインストールすると、VectorworksとSolibri Officeの間で双方向のライブ接続を確立して、モデルチェックプロセスを効率化できます。両方のアプリケーションのモデルビューは常に同期されるため、エラーをすばやく見つけて修正し、修正内容を確認できます。

Solibri Officeを使用してIFCモデルをチェックするには:

ファイルをIFCに取り出します。

Vectorworksでファイルを開いた状態で、コマンドを選択します。

Solibriダイレクトダイアログボックスが開きます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

 パラメータ

 説明

Solibriのインストール

 

検索

インストールされているすべてのバージョンのSolibri Officeを検索します。見つかったバージョンは場所リストに表示されます。

参照

すべての利用可能なSolibri Officeのバージョンの検索に失敗する場合は、参照をクリックして、場所リストに含めるバージョンを手動で選択して追加します。

場所

場所リストから接続に使用するバージョンを選択します。

新しいバージョンをインストールした場合は、検索または参照をクリックしてリストに追加します。

接続

 

接続

場所リストで選択したバージョンのSolibri Officeを起動し、接続を確立します。確立した接続でファイルを保存すると、その接続がファイルと共に保存されます。

切断

VectorworksとSolibri Office間の接続を終了します。

オプション

プログラム間が接続されていない場合、プログラム間をどのように接続するかを設定するオプションダイアログボックスが開きます。通信エンドポイント用にポートを入力し、使用で通信にhttpsまたはhttpのどちらを使用するかを選択して、テストをクリックします。 

テストをクリックすると、VectorworksはSolibri OfficeにGET/pingとGET/about、GET/statusリクエストを送信します。レスポンスがリストブラウザに表示され、接続が確立されたかどうかを確認できます。

操作対象

操作の範囲(対象)を選択します。この設定はSolibri Officeとの接続を切断、再接続をすることなく、いつでも変更できます。

ビューの変更

Vectorworksのビューや投影法を変更すると、変更内容がすぐにSolibri Officeに送信されて、モデルビューが常に同期されます。選択しない場合、Vectorworksのカメラビューと設定ではなく、デフォルトのSolibriビューとカメラ設定を使用して、モデルがSolibri Officeで読み込まれます。

オブジェクトの変更

Vectorworksでオブジェクトを編集または削除すると、モデルの更新部分がSolibri Officeに自動で送信され、Solibri Officeのモデルが更新されます。

選択の変更

Vectorworksでオブジェクトが選択されると、Solibri Officeでもそのオブジェクトが自動で選択状態になります。Vectorworksで複数のオブジェクトが選択されると、Solibri Officeでは最初のオブジェクトが選択状態で表示されます。選択した対象の全体は、Solibriの「選択バスケット」のコンテンツとして構成されます。

Solibri Officeでオブジェクトが選択されると、Vectorworksでもそのオブジェクトが自動で選択され、そのオブジェクトに移動します。オブジェクトを1つのみ含めるようにSolibriの選択バスケットを変更すると、Vectorworksモデルのレイヤやクラスの表示設定は変更されることなく、Vectorworksでそのオブジェクトが選択されます。

使用するSolibri Officeのインストールを選択して、接続をクリックします。Solibri Officeが開き、IFCモデルが読み込まれます。 

必要に応じて、Solibri Officeでモデルをチェックします。

Vectorworksモデルで、必要に応じてオブジェクトに移動して修正します。両方のモデルで変更が反映されます。

すべての修正が完了したら、引き渡しのためにVectorworksモデルをIFCに取り出します。

IFCプロジェクトを取り出す

BCFマネージャパレット