器具のラベルを設定する
ラベル設定は、照明仕込み図における照明器具のラベルとその書式設定を指定するものです。複数のラベル設定を定義し、必要に応じて異なる照明器具やアクセサリに適用できます。照明器具の各アクセサリ、およびマルチセルの照明器具の各セルに、独自の器具のラベル設定を表示できます。照明器具を配置すると、有効なラベル設定が照明器具に適用されます。あるいは、オブジェクト情報パレットで既存の照明器具やアクセサリにラベル設定を選択するか、1つのコマンドでラベル設定を適用できます。
ラベルには照明器具に関する情報が表示されます。この情報は照明器具のオブジェクト情報パレットにも表示されます(照明器具のプロパティを参照)。
2D/平面ビュー、3Dビュー、または両方のビューに対して、ラベルを「シングルラベル形式」で設定できます。これにより、ラベルごとに形式や位置を個別に設定するのではなく、一度にすべてのラベルの書式設定やレイアウトを選択して、それらを該当するビューのすべてのラベルに適用できます。
シングルラベル形式として設定しない場合、各ラベル設定のレイアウトは2Dと3Dで異なります。2D/平面ビューでは、ラベルはスクリーンに沿ったオブジェクトとして表示されます。選択した照明器具のオブジェクト情報パレットの3D Legend Viewパラメータで、選択したビューに3Dラベルを揃えておくことができます。あるいは、3Dビューに関係なくスクリーンに沿ったビューに表示しておくこともできます。
2Dおよび3Dラベルはクラスに割り当てることができます。このようにして、ラベルのオン/オフを一括で行うことができます。たとえば、デザイナーが電気技術者用に照明仕込み図を印刷する際、Labelクラス「Label-Purpose」を非表示にして電気情報ラベルのみを表示することができます。ラベル設定のすべてのクラスは、Spotlight設定:Lighting Device:クラスと色ペインで指定したラベル基本クラスの前記号を先頭に付けることができます。
シングルラベル形式のラベルは、1つの文字列にグループ化され、1つの制御点で移動します。シングルラベル形式でなくても、レイアウトの編集時にラベルをグループ化できます。
データの可視化は、器具のラベルには適用されません(データの可視化を適用するを参照)。その代わりに、器具のラベルの属性は、器具のラベルを設定およびSpotlight設定:Lighting Device:パラメータペインで設定します。
器具のラベルを設定
コマンド |
パス |
ショートカット |
器具のラベルを設定 |
舞台照明>ラベル設定 |
Ctrl + Shift + Alt + L(Windows) Cmd + Shift + Option + L(Mac) |
器具のラベルを設定で、照明仕込み図のラベル用の照明器具のラベルスタイルの設定と変更が行えます。コマンドを選択して器具のラベルを設定ダイアログボックスを開きます。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
アクティブ |
照明器具のデフォルトの設定を有効にするには、ラベル設定を選択し、アクティブ列をクリックします。有効な設定にはチェックマークが付けられます。 新しく作成する照明器具は、現在有効な設定をデフォルトのラベル設定として使用します。ラベル名は照明器具のオブジェクト情報パレットに表示され、いつでも変更できます(ラベル設定を変更するを参照)。 |
ラベル名 |
ファイルの現在のラベル設定が一覧表示されます。 |
追加 |
新しいラベル設定を作成し、この設定に含めるラベルとその属性を指定します。 |
削除 |
選択したラベル設定を削除します。現在有効なラベル設定は削除できません。 |
複製 |
自動的に器具のラベルの編集ダイアログボックスが開き、選択したラベル設定のコピーを作成できます。ラベル名とパラメータを変更します。この方法で、ラベル設定の名前を簡単に変更できます。 |
フィールド設定 |
選択したラベル設定に含まれるラベルとその属性を編集します。 |
2Dレイアウトの編集 |
レイアウト用シンボルまたは基準点に対する2Dラベルの位置を指定します。ラベル設定プロパティ(シングルラベルの適用)でシングルラベルを使用するよう2Dラベルの文字書式を設定している場合は、すべての2Dラベルで同じ書式を使用するため、このオプションは使用できません。 |
3Dレイアウトの編集 |
レイアウト用シンボルまたは基準点に対する3Dラベルの位置を指定します。ラベル設定プロパティ(シングルラベルの適用)でシングルラベルを使用するよう3Dラベルの文字書式を設定している場合は、すべての3Dラベルで同じ書式を使用するため、このオプションは使用できません。 |