リアルタイムレンダリング同期

Vectorworksのグラフィック同期機能は、リアルタイムのレンダリングや幅広いコンテンツライブラリを提供するサードパーティ製のプログラムとのライブリンクを通じて、ファイルのジオメトリ、データ、およびその他のグラフィック描画情報を共有できます。

Datasmithダイレクトリンクを通じて、Unreal Engineを使用したTwinmotion、Unreal Editorなどの各種Epic Games製プログラム(MacおよびWindows)と、双方向のリンクを確立できます。ライブリンクのシームレスなワークフローでは、設計作業中にファイル転送や取り込みと取り出しの手順を繰り返さなくても両方のプログラムが同期された状態に保たれます。Datasmithダイレクトリンクでのグラフィックのライブ同期で説明しているように、Datasmithダイレクトリンクを使用してください。

Omniverse Connectorツール(Windowsのみ)を使用すると、NVIDIA Omniverseコラボレーションプラットフォームに単方向接続して、Omniverse Nucleusサーバーに3Dモデルをパブリッシュでき、これを他のOmniverseユーザーが開いて閲覧したり修正したりできます。現在のモデルをローカルマシンのOmniverse Viewに取り出すこともできます。NVIDIA Omniverseコラボレーションプラットフォームに接続するを参照してください。

Vectorworksユーザーがライブリンクを確立できるその他のプログラムには、LumionとEnscape(Windowsのみ)があります。LumionおよびEnscapeのライブ同期機能は、各社によって管理されています。対応するWebサイトからプラグインをダウンロードして、サポートを受けることができます。 

Vectorworksには、レンダリングの同期に加えて、IFCデータ交換のためのSolibri Officeとのリアルタイム接続機能も用意されています(Vectorworks Design Suite製品が必要)。Solibriを使用してIFCモデルをチェックするを参照してください。

概念:レンダリングのベストプラクティス