スクリプトを実行する

ドキュメントスクリプトはさまざまな方法で実行できます。

スクリプトをリソースマネージャから実行する

リソースマネージャで、スクリプトリソースを右クリックし、コンテキストメニューから実行を選択します。

または、スクリプトリソースをダブルクリックするか、スクリプトリソースを図面領域までドラッグします。

スクリプトをスクリプトパレットから実行する

スクリプトをスクリプトパレットから実行するには:

実行するスクリプトを含むスクリプトパレットを開きます。次のいずれかの操作を行います。

ウインドウ>スクリプトパレットを選択して、目的のスクリプトが含まれるスクリプトパレットを選択します。

リソースマネージャで、ツールバーにあるリソースタイプリストからスクリプトを選択します。リソースビューアペインにあるパレットを右クリックし、コンテキストメニューから開くを選択します。

スクリプトパレットが開きます。

スクリプトパレットで、スクリプトをダブルクリックして実行します。

スクリプトをファイルから実行する

スクリプトの中には、テキストファイルとしてのみ存在するものがあります。これらは別のテキストエディタソフトで作成されたか、Vectorworksプログラムから取り出されたスクリプトです。これらのスクリプトはリソースマネージャからは使用できません。

ツール>プラグイン>スクリプトを実行(またはファイル>取り込む>スクリプト取り込み)を選択します。

選択:スクリプト(または取り込む スクリプト)ダイアログボックスが開きます。

目的のスクリプトファイルを選択して開くをクリックし、スクリプトを実行します。

スクリプトをワークシートから実行する

ワークシートでレポートしたい図形のデータに、ワークシートの式を使って参照できないことは多くあります。たとえば、ランドスケープエリアには植栽密度と複数の種類の植栽率が含まれていますが、情報は内部に格納されています。エリア内の植栽の種類ごとに植樹密度を抽出するスクリプトを作成し、DataBaseByScript(またはRunScript)関数を使用してワークシートからスクリプトを実行できます。データベースヘッダセルで関数を使用すると、スクリプトは指定した条件を満たす図形ごとの値を返します。

ワークシートからスクリプトを実行する場合は、スクリプトを実行してよいか確認を求められます。

Vectorworks Landmark製品をインストールしている場合は、標準リソースに複数のPython Scriptが用意されています。

「[Vectorworks]」>「Libraries」>「Defaults」>「Reports_Schedules」>「Landmark Schedules」

これらのスクリプトをそのまま使用するか、あるいはサンプルとして使用して独自のスクリプトを作成します。これらのスクリプトの例をワークシートで確認するには、ツール>レポート>レポートを作成を選択して、フォーマット済み一覧表のランドスケープエリア-植栽群を開きます。

描画図形のデータ抽出に関する詳細は、ワークシート関数を参照してください。

Vectorworks Landmark製品をインストールしていない場合、サンプルおよびこのトピックに関する記事は開発者向けドキュメントを参照してください。

developer.vectorworks.net (開発元サイト)

スクリプトエラー

スクリプトの実行中にエラーが発生すると、警告ダイアログボックスが開きます。

スクリプトエラーに対処するには:

警告ダイアログボックスで、エラー情報の表示をクリックします。

スクリプトエラーダイアログボックスが開き、エラーの性質およびエラーが発生した行が表示されます。

スクリプトを編集するには、スクリプト編集をクリックするか、スクリプトの行をダブルクリックしてその行を編集します。スクリプトエディタが開き、スクリプトを修正できます。

スクリプトパレットとスクリプトを作成および編集する

リソースマネージャ

スクリプトを使用する