インタラクティブなドアの開き方

ドアの開き方、または壁内でのドアの向きは、2D/平面ビューで、標準描画モードでドアを挿入する時、または後でセレクションツールを使用してインタラクティブに管理できます。開き方のインジケータを使用すると、ドアの向きを簡単に設定でき、ドアを編集する際は図面上でインタラクティブに屋内側設定を変更できます。描画したドアを反映してドアのパラメータが自動的に更新されるため、正確なIFCデータとレポートを作成できます。 

挿入したドア(左)、または編集のためにセレクションツールで選択したドア(右)

インタラクティブなドアの開き方はドアのパラメータにリンクしているため、開き方のオプションはドアスタイルのスタイル/インスタンスを使用する設定によって制限される場合があります。インタラクティブに変更できるのは、インスタンスで設定されたパラメータのみです。開き方のオプションは、ドア自体のパラメータによって制限される場合もあります。たとえば、オーバーヘッドドアには左側/右側のパラメータがありません。開き方のインジケータの位置は可能な操作を反映しており、インタラクティブな動きは許容範囲内の変更に限定されています。

セレクションツールでドアを編集する際、開き方のインジケータ上に移動するとハンドカーソルが表示されます。インジケータをクリックして新しい位置にドラッグします。ドアの向きが変わり、それに合わせて関連するパラメータが更新されます。

ドアの屋内側をインスタンスで設定している場合は、屋内側の矢印アイコン上に移動するとハンドカーソルが表示され、ドアの反対側にプレビューアイコンが表示されます。不透明な矢印アイコンをクリックして、屋内側を変更します。ドアの位置が変更されます。他のパラメータは変更されませんが、ドアの反対側を基準にして設定されます。 

 

屋内側をスタイルで設定している場合、ハンドカーソルと半透明の矢印アイコンは表示されません。 

次のコマンドとツールでも、オブジェクト反転後の向きに合わせてドアのインスタンスによるパラメータが更新されます:

ドアのオブジェクト情報パレットの反転

水平反転コマンド

垂直反転コマンド

ミラー反転ツール

壁用シンボル配置ツール(プラグインオブジェクトとシンボルの場合)

繰り返しユニットツール(シンボルとして保存したドアの場合)

ドアを挿入する

セレクションツール

ドア設定:一般ペイン