Spotlightレンダリングオプションを設定する
コマンド |
作業画面:パス |
Spotlightレンダリングオプション |
Design Suite 2024:エンタテインメント>Spotlight各種設定 Spotlight 2024:舞台照明>Spotlight各種設定 |
Spotlightレンダリングオプションコマンドを使用すると、モデルの照明およびレンダリングオプションを全体的に制御できます。この設定は、新規および既存のすべての照明器具に含まれるすべての光源や、ファイル内のすべてのレイヤに適用されます。
Spotlightレンダリングオプションダイアログボックスのパラメータの多くは、背景放射光コマンドおよび背景テクスチャ設定コマンドでも使用できます。
ビューポート設定は、このコマンドでは変更されません。ビューポートにはRenderworksスタイルを適用することを推奨します。Renderworksスタイルを参照してください。ビューポートには、アクティブレイヤで指定した背景テクスチャと背景放射光の設定が使用されます。
必要なレンダリング効果のパラメータを設定します。ダイアログボックスには、デフォルトでSpotlightのレンダリングに特によく使用される設定が表示されます。最良の結果を得るには、Spotlight向けに作成されたデフォルトのRenderworksスタイルであるSpotlight プレビューまたはカスタムRW Spotlight を使用してシーンをレンダリングすることを推奨します。
Spotlightレンダリングオプションを設定するには:
コマンドを選択します。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
Lighting Deviceのオプション |
図面にある新規および既存のすべての照明器具の照明オプションを設定します。 |
影を付ける |
影を作成します。 |
ソフトシャドウ |
ハードエッジを減らして、より写実的な影を作成します。影は、遠くになるにしたがって柔らかくなっていきます。Goboはレンダリングされません。 このオプションを有効にすると、レンダリングの速度が低下します。 |
霧の中の光 |
霧や霞、煙の中の一条の光のようなボリュームライト効果を作成します。点光源またはスポットライトを図面に挿入している必要があります。さらに、光源図形のオブジェクト情報パレットで霧の中の光を選択している必要があります。 背景テクスチャで霧の中の光を使用して、特殊効果を出すことができます。背景テクスチャを作成するを参照してください。 |
距離減衰 |
点光源、スポットライト、カスタム光源、面光源、または線光源の距離減衰の作用(光源から放たれる光束に沿って移動する間の強度変化の度合い)を選択します。 |
背景テクスチャ |
適用する背景テクスチャを選択します。 |
間接光 |
間接光は、光エネルギーを受ける図形、さらには光が反射して周囲に影響を及ぼす様子をモデル化します。 指定するバウンスが多くなるほど、より写実的なレンダリングになりますが、同時にレンダリングにかかる時間は長くなります。 レンダリングに使用する間接光のレベルを選択します。 なし:直接照明のみ使用します。高速なレンダリングが必要な場合に指定します。 即時プレビュー、簡易計算、バウンス2回:RW - カスタム設定またはRenderworksスタイルで全画面プレビューを選択している場合は、すぐに全画面プレビューが表示されます。解像度は極めて低く、最終的な解像度での表示には時間がかかります。デザインレイヤ上でインタラクティブに作業する場合に便利ですが、最終的なレンダリングの作成には適していません。 屋外、バウンス3回:屋外の表示を向上させるには、通常は3回のバウンスで十分です。 標準、バウンス4回:屋外のシーンや十分に明るい屋内では、間接光は4回のバウンスが適しています。 屋内、バウンス16回:暗い屋内、部分的な照明の屋内、または極めて詳細な間接光の場合は、バウンス16回を推奨します。 テクスチャは個別に間接光を考慮するかどうかを設定し、必要なレンダリング時間を短縮しながらシーンを向上させることができます。 |
環境光 |
環境光オプションを制御します。 |
On/Off |
環境光の設定をオンまたはオフにします。 |
色 |
環境光のデフォルトの色を設定します。カラーボックスをクリックして色を選択します。 |
明るさ(%) |
環境光の明るさを設定します。スライダーをドラッグするか、比率の値を入力します。 |
放射光オプション |
放射光オプションを制御します。 |
放射光の明るさ(%) |
放射を使用を選択しているすべての光源図形の明るさを調整します。 すべての光源を調整する別の方法として、この設定を100%に維持し、代わりにレンダーカメラツールオプションを使用してイメージの露出を調整することを推奨します。 |
ホワイトバランス |
光源のホワイトバランスを色温度で設定します。レンダリング時に白色で表示される色温度を選択します。選択した値より温度を低くするとオレンジ色がかり、温度を高くすると青色がかります。カスタムを選択すると、温度を指定できます。 |
カスタム |
カスタムのホワイトバランスを選択した場合は、ケルビンで温度を入力します。 |
特記 |
レンダリング時に最良の結果を得るためのヒントやリマインダが表示されます。 |