補間点によるNURBS曲面
NURBS曲線を作成するで説明したように、NURBS曲線は補間点または制御点で作成できます。同様に、NURBS曲面は補間点で作成できます。補間曲面とは、3D補間点の2次元配列を通過するNURBS曲面です。通常のNURBS曲線は制御点で定義されていますが、制御点は曲面上に存在しないこともあるため、曲面の変形に用いるのが難しくなる場合があります(特定の距離で曲面を変形するために、どれだけ制御点を移動させればよいかを知るのは困難です)。補間点は曲面上に存在するため、変形ツールまたはオブジェクト情報パレットで簡単に編集できます。曲面は補間点を通過する状態に配置されます。
補間曲面を生成するか、または既存のトリミングされていないNURBS曲面を補間曲面に変換すると、変形を簡単に行うことができます。
補間曲面はブーリアン演算やトリミングなど他の操作で使用され、曲面は制御点による曲面になります。
補間点によるNURBS曲面を生成する
コマンド |
パス |
補間点によるNURBS曲面を作成 |
モデル>3D Power Pack |
補間点によるNURBS曲面を作成コマンドを使用して、新しい補間点によるNURBS曲面を作成できます。
補間曲面を生成するには:
コマンドを選択します。
1回目のクリックで補間点の行の開始を定義し、2回目のクリックで行の終わりを定義します。3回目のクリックで補間点の列を定義します。
補間点によるNURBS曲面を作成ダイアログボックスが開きます。
U方向とV方向の両方について、補間点の数と柔軟性の次数を指定します。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
U方向 |
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頂点数 |
U方向に作成する補間点の数(最大1,000)を指定します。この数は、Uの次数より大きい値にする必要があります。 |
次数 |
U方向の曲面の柔軟性を1~28の値で指定します。値が大きいほど、曲面の変動が大きくなります。 |
V方向 |
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頂点数 |
V方向に作成する補間点の数(最大1,000)を指定します。この数は、Vの次数より大きい値にする必要があります。 |
次数 |
V方向の曲面の柔軟性を1~28の値で指定します。値が大きいほど、曲面の変動が大きくなります。 |
補間点を表示するには、オブジェクト情報パレットの頂点を表示するチェックボックスを選択します。変形 ツールを使用してNURBS補間曲面を変形できます。