インタラクティブな窓の開き方

窓の開き方、または壁内での窓の向きは、2D/平面ビューで、標準描画モードで窓を挿入する時、または後でセレクションツールを使用してインタラクティブに管理できます。開き方のインジケータを使用すると、窓の向きを簡単に設定でき、窓を編集する際は図面上でインタラクティブに屋内側設定を変更できます。描画した窓を反映して窓のパラメータが自動的に更新されるため、正確なIFCデータとレポートを作成できます。

挿入した窓(左)、または編集のためにセレクションツールで選択した窓(右)

インタラクティブな窓の開き方は窓のパラメータにリンクしているため、開き方のオプションは窓スタイルのスタイル/インスタンス設定によって制限される場合があります。インタラクティブに変更できるのは、インスタンスで設定されたパラメータのみです。開き方のオプションは、窓自体のパラメータによって制限される場合もあります。たとえば、開き窓やドレーキップ窓には左側/右側のパラメータがありますが、ほとんどの窓にはありません。開き方のインジケータの位置は可能な操作を反映しており、インタラクティブな動きは許容範囲内の変更に限定されています。

セレクションツールで窓を編集する際、開き方のインジケータ上に移動するとハンドカーソルが表示されます。インジケータをクリックして新しい位置にドラッグします。窓の向きが変わり、それに合わせて関連するパラメータが更新されます。

窓の屋内側をインスタンスで設定している場合は、屋内側の矢印アイコン上に移動するとハンドカーソルが表示され、窓の反対側にプレビューアイコンが表示されます。不透明な矢印アイコンをクリックして、屋内側を変更します。窓の位置が変更されます。他のパラメータは変更されませんが、窓の反対側を基準にして設定されます。 

屋内側をスタイルで設定している場合、ハンドカーソルと半透明の矢印アイコンは表示されません。 

次のコマンドとツールでも、オブジェクト反転後の向きに合わせて窓のインスタンスによるパラメータが更新されます:

窓のオブジェクト情報パレットの反転

水平反転コマンド

垂直反転コマンド

ミラー反転ツール

壁用シンボル配置ツール(プラグインオブジェクトとシンボルの場合)

繰り返しユニットツール(シンボルとして保存した窓の場合)

窓を挿入する

セレクションツール

窓設定:一般ペイン