Design Suite部屋仕上げマネージャ

ツール

作業画面:ツールセット

スペース

Design Suite 2025、Architect 2025、Landmark 2025:空間計画

Spotlight 2025:作業画面にツールを追加します(作業画面をカスタマイズするを参照)。

部屋仕上げマネージャを使用すると、ファイルで部屋仕上げのカスタムセットを作成して管理し、そのカスタムセットをスペースオブジェクトに割り当てることができます。部屋仕上げライブラリは簡単に取り出しと取り込みが行え、プロジェクトの整合性や効率を高めることができます。

また、部屋仕上げマネージャを使用すると、現在のファイルで壁の仕上げを割り当てる方法を制御することもできます。具体的には、個別の壁面、東西南北グループ、またはすべての壁面を1グループとして仕上げを割り当てることができます。

部屋仕上げマネージャを開くには:

次のいずれかの操作を行います:

ツールをクリックしてから、設定をクリックします。部屋仕上げペインで、部屋仕上げマネージャをクリックします。

既存のスペースオブジェクトを1つ以上選択し、オブジェクト情報パレットの部屋仕上げマネージャをクリックします。

部屋仕上げマネージャダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスは、リスト項目の並べ替え、選択、および編集を行うことに特化した機能を備えています。リストボックス機能を参照してください。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

ファイルの仕上げモード

スペースオブジェクトに壁の仕上げを割り当てる時に使用するモードを選択します。

個別の壁面:壁ごとに個別に割り当てます。  

東西南北:壁のグループ(北面、東面、南面、西面)ごとに割り当てます。

すべての壁面:すべての壁に同じ仕上げを割り当てます。

スペースに仕上げを割り当てた後にこの設定を変更すると、一部の仕上げを割り当て直す必要が生じることがあります。

仕上げ管理

ファイル内の仕上げ:現在のファイルの仕上げが一覧表示されます。

ライブラリ内の仕上げ:外部ファイルの仕上げが一覧表示されます。Vectorworksのアプリケーションフォルダ、ユーザーフォルダ、および指定したワークグループフォルダ内のライブラリを含む仕上げライブラリリストから、ライブラリを選択します。

名前を変更

外部のライブラリを選択した場合は、このボタンをクリックして、ライブラリファイルの新しい名前を入力します。

仕上げリスト

ファイルまたは選択したライブラリの仕上げが表示されます。1行または複数行を選択し、リストの下にあるいずれかのボタンをクリックすることで、仕上げを編集、複製、または削除できます。フィールドをクリックして、その内容を直接編集することもできます。外部ライブラリの場合は、選択した仕上げをファイルに追加できます。

新規/編集

仕上げ項目の編集ダイアログボックスが開き、仕上げの情報を追加または編集できます。この情報は、データタグ、部屋仕上げの一覧表、データの可視化、およびカスタムレポートに使用できます。

仕上げキー:仕上げに固有のIDを入力します。

仕上げの説明:仕上げの簡単な説明を入力します。

メーカー / スタイル:メーカーまたはスタイルの情報を入力します。

色:色情報を入力します。

仕上げタイプ:仕上げの種類を入力します。

測定単位:仕上げ費用の単位を選択します。

単価:1単位当たりの仕上げ費用を入力します。

複製

選択した仕上げの複製をライブラリに追加します。リストで複製する項目を参照し、赤のキー値を編集して固有の値にします。

削除

選択した仕上げをライブラリから削除します。現在ファイルで使用している仕上げの場合は、必要に応じて選択した別の仕上げに置き換えるよう促されます。

ファイルに追加

外部ライブラリの仕上げを選択してファイルに追加できます。

別名で保存

ダイアログボックスが開き、仕上げリストを外部ライブラリファイルとして保存できます。ライブラリの名前を入力し、保存する場所を1つ以上選択します。

壁の仕上げをスペースに割り当てる時に使用するファイルの仕上げモードを選択します。

必要な仕上げをファイルに追加します。仕上げを作成したり、外部の仕上げライブラリから追加したりできます。利便性を考慮し、Vectorworksには汎用の仕上げライブラリが用意されており、これを編集することで、メーカー、スタイル、色、費用などのデータを追加できます。

新規またはファイルに追加ボタンで仕上げを追加すると、追加した仕上げの文字が緑で表示されるため、新しい仕上げを簡単に識別できます。

各仕上げには、固有のキー値が必要です。キーがリスト内の別のキーと重複している場合は、赤で表示されます。重複しているキーを修正するまで、リストを保存することはできません。

部屋仕上げを割り当てる

概念:リソースライブラリ

スペース設定をカスタマイズする

スペースの設定

スペースツールでスペースを作成する