バイオマス
Sustainable SITES Initiative(SITES)プログラムは、持続可能な土地開発および管理を促進するものです。バイオマス評価では、選択したバイオーム、その密度値、および指定した敷地領域内の既存のバイオマスに対して予測される、開発後のバイオマスの面積の割合に基づいて、指数スコアが提示されます。この指標により、樹木、低木、草地、湿地といった植生タイプの密度と分布が評価されます。
この指数によってさまざまな植生帯にバイオマス密度値が割り当てられ、総敷地面積に対する割合が決まります。これにより、設計者は既存のバイオマスを評価し、サステナビリティの目標に沿った改善計画を策定できます。1ポイント以上の計画中のバイオマス密度指数は、プロジェクトのバイオマス改善に対するクレジットと紐付けられています。指数が高いほど、割り当てられるクレジットも高くなります。
バイオマスを使用するには:
地形モデルを追加するか、簡単な多角形を描画して、プロジェクトの領域を作成します。樹冠の面積として機能するする面積を差し引きます。
樹冠の面積は、基礎となるグランドカバーの面積から差し引く必要があります。いずれの面積も2度計算することはできません。
SITES Biomass Areaレコードフォーマットを境界線オブジェクトに連結し、サステナビリティダッシュボードでオブジェクトを敷地全体面積として適切に識別できるようにします。全体の領域に植生タイプが割り当てられていることを確認します。サステナビリティのレコードフォーマットは、「Libraries」>「Defaults」フォルダの「Record Formats」>「サステナビリティ」ファイルにあります。オブジェクトにレコードを連結する方法に関する詳細は、レコードフォーマットをシンボルまたは図形に連結するを参照してください。
プロジェクトを構成する適切な地表被覆オブジェクトを作成します。仮の設計では、円、多角形、四角形などの形状を使用し、SITES Biomass Indexレコードフォーマットを連結します。より詳細な設計では、生け垣、ランドスケープエリア、舗床、植栽、既存樹木などのツールを使用します。計画値を取得するには、プロジェクトの全領域に植生タイプを割り当てる必要があります。
SITES バイオマス指数エディタダイアログボックスを開くには、次のいずれかの操作を行います:
Vectorworksのツールで作成したパラメトリックオブジェクトの場合は、オブジェクト情報パレットから設定をクリックし、サステナビリティペインを開きます。新規フレームワークをクリックします。フレームワークでSITES Biomass Indexを選択してから、フレームワークを編集をクリックします。
生け垣オブジェクトの場合は、オブジェクト情報パレットからサステナビリティフレームワークをクリックします。農地境界生け垣のサステナビリティデータダイアログボックスで、新規フレームワークをクリックします。フレームワークでSITES Biomass Indexを選択してから、フレームワークを編集をクリックします。
形状の場合は、オブジェクト情報パレットのデータタブからサステナビリティデータの編集をクリックします。
アイドロッパツールを使用して、レコードが連結されたオブジェクトからデータを取得し、他の類似のオブジェクトにドロップします。より大規模なプロジェクトでは、パラメトリックオブジェクトのサステナビリティ設定をスタイルとして保存します。データマネージャを使用し、レコードを検索条件によるオブジェクトとして連結することもできます。
SITES バイオマス指数エディタダイアログボックスから、バイオマス領域に関連するパラメータを指定します。植生タイプごとに区域を選択し、計画中のものか既存のものかを指定します。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
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パラメータ |
説明 |
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既存植生 |
敷地にすでに植生が存在しているかどうかを指定します。敷地に植生を追加することを想定している場合は、このオプションの選択を解除します。 |
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土地被覆/植生タイプ区分 |
植生帯のタイプを選択します。関連する標準の指数値が括弧内に表示されます。検索ボックスにテキストを入力すると、リストの項目が絞り込まれます。 |
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この区分におけるバイオマス密度指数 |
選択した区域の密度指数値が表示されます。 |
サステナビリティダッシュボードの概観ビューに、現在の敷地と計画中の敷地の総敷地面積およびバイオマス密度指数(BDI)が表示されます。対象とするレイヤを選択し、植生に適したバイオームを選択します。
設計にバイオマス区域を追加するたびに、再計算をクリックします。ダッシュボードに結果が示されます。サステナビリティダッシュボードを参照してください。敷地を変更してデータを更新すると、バイオマス密度指数のクレジットステータスに変更が反映されます。クレジットステータスのポイントは、対象となるオブジェクトの総面積の割合として計算される、BDI値に応じて上下します。
詳細ビューには、図面の各植生帯が、表面積および敷地全体に対する割合に基づく計算と共に一覧表示され、植生帯ごとにBDIが算出されます。比較のために、既存のBDI値が表示されます。
必要な結果が得られ、設計が完成したら、取り出しをクリックしてレポートを作成し、審査のため専門家に提出したり、共有したりできます。
