プレビューケーブルスイート

ケーブルスイートのプレビューでは、今後のバージョンでも継続的に開発が進められる新機能を利用できます。唐突に新しいスイートやワークフローに移行するよう強制されることなく、新機能に徐々に慣れることができます。

この再設計されたケーブルツールのプレビュースイートでは、2D と3D の両方でより柔軟に作業し、最新のVectorworks 機能を活用するための新しいワークフローが提供されています。これらのオブジェクトはBraceworksと互換性があるため、現行の次善策を必要とせず、ケーブルがシステムに及ぼす影響をシームレスに計算できます。

プレビュースイートに関する詳細の確認や、フィードバックの提供、および利用に関する他のVectorworks専門家との意見交換にあたっては、こちらのフォーラム投稿にアクセスしてください。

ワークフロー：ケーブルを配置する

ケーブルを配置する場合は、推奨されるワークフローに従ってください。

● あらゆるシーンのジオメトリ、ポータブルステージ、トラス、照明器具、およびケーブルが必要なその他の電子機器を含めて、会場のスペースをモデル化します。

● ケーブルデフォルト設定を選択してケーブルのデフォルトパラメータを定義し、オプションでケーブルセットを選択します。

会場の特定の部分で異なる設定を使用するには、ケーブルエリアツールを使用してケーブルエリアを描画します。たとえば、トラス上のケーブルは、地上に配置したケーブルよりもたるみが必要な場合があります。

● ケーブルインベントリを管理します。ケーブル部品の管理を選択して、利用可能な部品とそのプロパティを指定します。

● ディマー、配電、およびDMX信号が送信される主電源エリア（単数または複数）を定義します。

● 電源や信号が必要な電子機器の近くに配置されているトラスに、分配器（プラグボックスやブレイクアウト）を配置します。

● ケーブルパスツールを使用して、共通で使用するケーブル経路を描画します。

● ケーブルツールのシングル接続モードを使用して、電源ケーブルなどのケーブルを配置し、電源を分配ラックやディマーケーブルに接続します。

● ケーブルツールの分配器または簡易分配器モードを使用してマルチケーブルを配置し、配電ラックやディマーラックからブレイクアウトやプラグボックスに接続します。そこから、電源または信号が必要な個々の電子機器に接続します。デイジーチェーンモードを使用して、照明器具などのオブジェクトの間に信号ケーブルまたは電源ジャンパーを追加し、各器具をクリックして順番に接続します。

● 必要に応じて、変形ツールまたは切断ツールを使用してケーブルを調整するか、ケーブル詳細設定を変更します。

● データタグツールを使用して、ケーブルや分配器にラベルを設定します。

● 会場に必要なすべてのケーブルが一覧表示されたケーブル部品レポートを作成します。

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