Land00022.pngポイント式散水を配置する

ツール

ツールセット

ポイント式散水

Outlet_tool.png 

灌水システム

ポイント式散水ツールは、選択したメーカーのパラメータを持った灌水ポイント式散水、または配置後にパラメータを指定できるカスタムポイント式散水を配置します。

配置できるヘッドのタイプは複数あります。

       ローターは大型のヘッドで、ヘッドを中心に回転する単一の流水を、長い距離にわたって散水します。

       スプレイヘッドは、設定した有効範囲に継続的に水を噴射します。どちらもボディとノズルの2つの部品で構成されており、さまざまな形式があります。

       エミッタ(ドリップノズル)はドリップチューブに挿入し、水を土壌に徐々に浸み込ませます。

エミッタには散水半径がないため、任意の複数配置モードで配置する場合は、半径パラメータと半径プレビューがエミッタ間の間隔を表します。

ポイント式散水を配管に追加すると、既存の配管は2つに分割されます。

Outlet_modes.png 

モード

説明

挿入

選択した配置モードに従ってポイント式散水を配置します。

属性のコピー

選択した既存のポイント式散水に合わせて、デフォルトのポイント式散水を設定します。ポイント式散水の属性をコピー&ペーストするを参照してください。

一括作成

有効なオブジェクト(配管または曲線)上、またはオブジェクト内にポイント式散水を配置します。ポイント式散水の属性をコピー&ペーストするを参照してください。

ポイント式散水

リソースセレクタを開き、配置するポイント式散水リソースを選択します。リソースをダブルクリックしてアクティブにします。

メーカーライブラリの中から選択するか、必要なタイプに最も近いポイント式散水をCustom.vwxから選択して、配置後にプロパティを設定します。

単独

単一のポイント式散水を設定したとおりに配置します。

Outlet_single.png 

頂点に配置

パスの頂点をクリックするたびに、クリックした場所に設定済みのポイント式散水を配置します。

Outlet_vertex.png 

多角形の辺に配置

ツール設定でツール 直線/配列 設定を指定し、描画した多角形の辺に沿ってポイント式散水を配置します。

Outlet_edge.png 

均等に配置

ツール設定でツール 直線/配列 設定を指定し、描画した多角形を埋め尽くすようにポイント式散水を均等に配置します。

Outlet_rectangular.png 

三角形に配置

ツール設定でツール 直線/配列 設定を指定し、描画した多角形を埋め尽くすようにポイント式散水を三角形に配置します。

Outlet_triangular.png 

半径

ローターおよびスプレイヘッドのデフォルトの散水半径、またはエミッタ間の間隔を定義します。メーカーのカタログからポイント式散水を取得した場合は、使用可能な散水半径値の1つを選択するか、手動を選択して配置時に半径を指定します。特定のポイント式散水では、手動ストリップを選択してストリップヘッドを配置します。

ポイント式散水のみの場合、ツールバーリストの半径値を順に確認するにはショートカットキーを押し、リストの前に戻って確認するにはShift +ショートカットキーを押します。

カスタムポイント式散水の場合、散水半径は配置時に決まります。手動を選択して手動で指定した散水範囲で円形のポイント式散水を配置するか、手動ストリップを選択してストリップヘッドを配置します。

散水範囲

散水範囲の形状の有効範囲を角度で定義します。エミッタには適用されません。メーカーのカタログからポイント式散水を取得した場合は、使用可能な散水範囲の値の1つを選択するか、手動を選択して配置時に散水範囲の形状を指定します。

カスタムポイント式散水の場合、散水範囲の形状は配置時に決まります。半径で手動を選択した場合、ここではすでに手動が選択されており、他に選択する必要はありません。手動ストリップヘッドの場合は、ストリップに沿ったヘッドの位置を選択します。

設定

ポイント式散水の配置と外観のデフォルト設定を指定します。

図面にポイント式散水を配置するには:

1.      ツールをクリックしてから、ツールバーの挿入モードをクリックします。

2.ツールバーのポイント式散水をクリックして、リソースセレクタでリソースを選択します。メーカーライブラリの中から選択するか、必要なタイプに最も近いポイント式散水をCustom.vwxから選択して、配置後にプロパティを設定します。

または、曲線を描画した後に図形からオブジェクトを作成コマンドを選択して、ドリップ式散水を作成します(図形からオブジェクトを作成するを参照)。

3.ツールバーの配置モードをクリックします。

4.設定をクリックしてオブジェクトのプロパティダイアログボックスを開き、ツールの配置と外観のデフォルトパラメータを指定します。ポイント式散水ツールでは、設定を再度変更するか、属性のコピーモードを選択するまで、これらの設定が使用されます。属性のコピーモードを選択すると、設定は選択した既存のポイント式散水の設定に変更されます。多くのプロパティは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。

5.一度クリックして、ポイント式散水の位置を設定します。既存の配管、ドリップチューブ、または灌水配管網にポイント式散水を配置する場合は、接続する配管が強調表示されて、ポイント式散水が自動的に管網に接続されます。

       円弧のポイント式散水の場合は、カーソルを移動してクリックし、散水半径を設定します。カタログからポイント式散水を選択した場合は、カタログで指定された定義済みの半径値にカーソルが自動的にスナップされます。半径値のデータバーを参照してください。カスタムポイント式散水を配置するか、カスタム半径を定義する場合は、カーソルを移動して配置時に半径を指定し、クリックします。エミッタでは、描画する半径がエミッタの間隔を示します。

       ストリップヘッドでは、クリックしてストリップの始点を設定し、カーソルを移動して四角形のストリップの幅と高さを設定します。

6.再度クリックして、(カタログ値で設定されていない場合は)ポイント式散水の散水範囲の形状と向きを設定するか、ストリップヘッドの場合はストリップの描画を終了します。

ポイント式散水が1つ、指定した向きで配置されます。

Irrigation00028.png 

7.ポイント式散水を複数配置する場合は、選択した配置方法に応じて直線または多角形を描画して続けます。ポイント式散水の動的なプレビューが表示されるので、配置しやすくなります。ダブルクリックしてポイント式散水を配置します。

水圧および流量ラベルがあれば、制御点をドラッグして位置を調整します。噴射の有効範囲が表示されている場合は、有効範囲の制御点を使用して、スプレイヘッドの散水半径、散水範囲、角度を調整します。カタログデータの要件によって、調整できる許容範囲が制限される場合があります。

Irrigation00031.png 

パラメータはオブジェクト情報パレット編集できます。

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ポイント式散水の属性をコピー&ペーストする

概念:灌水カタログを使用する

概念:接続された灌水の管網を作成する

灌水オブジェクトにラベルを追加する

灌水システムの警告

灌水設定

計画ゾーンを作成する

灌水

フォーマット済みレポートを使用する