部屋仕上げ

スペースを設定ダイアログボックスの部屋仕上げペインには、スペースに割り当てる値を選択できる天井、幅木、床および北側壁、東側壁、南側壁、西側壁フィールドがあります。名前は、Vectorworksのアプリケーションフォルダ、ユーザフォルダ、およびワークグループフォルダとして指定したすべてのフォルダにあるファイルから収集されます。

Vectorworksのアプリケーションフォルダから、部屋仕上げライブラリのリストを常に使用できます。これらのリストは変更できませんが、項目の取り込みや取り出しは可能です。スペースを設定ダイアログボックスを使用してこれらの部屋仕上げリストのカスタムバージョンを作成するか、新しいリストを作成します。編集内容はユーザフォルダに自動で保存されます。

共有環境では部屋仕上げのリストを作成して共有場所に配置します。フォルダ構造は標準リソースライブラリのものと同じにする必要があります。

あるいは1つ以上の既存のスペースオブジェクトを選択し、オブジェクト情報パレットの部屋仕上げの割り当てをクリックして、部屋仕上げの設定ダイアログボックスを開きます（ボタンが有効になっていない場合は部屋仕上げを一覧表に集計を選択します）。選択した複数のスペースオブジェクトで仕上げが異なる場合は、このオプションの表示は空になります。パラメータに編集を加えると、選択中のすべてのスペースに影響します。

2.部屋仕上げペインで、仕上げ項目の編集をクリックします。

● 現在のファイルの項目を表示するには、アクティブファイルをクリックして位置オプション（天井、壁、幅木、あるいは床）から選択します。

● 描画ファイルの外部にあるリストの項目を表示するには、標準リソースをクリックして位置オプションから選択します。Vectorworksのアプリケーションフォルダ、ユーザフォルダ、および指定したワークグループフォルダのリストが表示されます。

4.次の表の説明に従って、項目の編集、取り込み、または取り出しを行います。使用できるオプションは、編集しているリストの種類によって異なります。

編集機能	対象ファイル	手順
リストの名前を変更する	ユーザリスト	名前を変更をクリックし、新しいリスト名を入力します。編集ダイアログボックスのリスト名が変更されます。
リストの順序を変更する	アクティブファイル、ユーザリスト	項目番号を上下にクリック＆ドラッグして目的の位置に移動します。
項目を追加する	アクティブファイル、ユーザリスト	新規をクリックします。 ● アクティブファイルリストまたはユーザリストを選択すると、現在のリストに空白の項目が追加されます。キーおよび説明を入力します。 ● アプリケーションフォルダまたはワークグループフォルダのリストを選択すると、警告が表示され、代わりにユーザフォルダのリストに項目を追加するよう求められます。はいをクリックするとダイアログボックスが開き、項目を追加できます。キーおよび説明を入力します。新規ファイルを作成するには、新規ファイルに保存を選択して固有の名前を入力します。既存のファイルに追加するには、現在のファイルに追加を選択して、プルダウンリストからファイルを選択します。
項目のキーまたは説明を編集する	アクティブファイル、ユーザリスト	項目を選択し、適切なフィールドに新しい値を入力します。キーは、スペースラベル（該当する場合）、部屋仕上げの凡例、および部屋仕上げの一覧表において選択した仕上げで表示されるIDです。説明テキストは、部屋仕上げの凡例において選択した仕上げで表示されます。
項目を削除する	アクティブファイル、ユーザリスト	項目を選択して削除をクリックします。項目がリストから削除され、削除した項目の下にあった項目の番号が変更されます。
項目を取り込む	ユーザ、ワークグループ、アプリケーションリスト	項目を1つ以上選択して取り込みをクリックします。現在のファイルの適切なリストに項目が追加されます。
項目を取り出す	アクティブファイル、ユーザ、ワークグループ、アプリケーションリスト	項目を1つ以上選択して取り出しをクリックします。新規ファイルを作成するには、新規ファイルに取り出しを選択して固有の名前を入力します。既存のファイルに追加するには、現在のファイルに追加を選択して、プルダウンリストからファイルを選択します。

外部の仕上げリストを変更すると、編集済みファイルを保存したユーザフォルダのパスを示すメッセージが表示されます。

部屋仕上げ

部屋仕上げを作成、編集、および削除する