構造材設定

構造材のプロパティは、図面に構造材を配置する前に構造材設定ダイアログボックスで設定できます。設定画面にアクセスするには、構造材ツールをクリックして、ツールバーの設定ボタンをクリックします。これらの設定は、設定を変更するまで、図面に挿入する構造材の新しいデフォルトになります。

1. 断面タブをクリックして、パラメータを設定します。構造材のグラフィックは、構造材の形状ではなく構造材タイプを反映しています。

パラメータ	説明
構造材
構造材ID	構造材IDを入力します。
構造用途	参考情報として構造用途を選択します。カスタム用途を入力するには、その他を選択します。
構造材タイプ	作成する構造材を、スチール、コンクリート、木、カスタムから選択します。
断面を選択	［素材］断面を選択ダイアログボックスが開きます。形状セレクタをクリックし、構造体断面をダブルクリックして適用します。使用できる断面は、選択した構造材タイプによって異なります。断面の寸法を指定します。選択した構造材タイプによってオプションが異なります。カスタムの構造材タイプを選択した場合は、カスタムの2D形状（ユーザが作成し、ユーザフォルダのファイル内にシンボル定義として保存した形状）を選択できます。マテリアルリソースを使用するには、マテリアルを使用を選択し、リソースセレクタでマテリアルを選択します。
マテリアル／形状／種類／サイズ／主高さ、主幅、副高さ、副幅	これらの静的テキストフィールドには、断面を選択ダイアログボックスの設定が表示されます。
被覆
厚みとオフセット	構造材に建築用または耐火用被覆を使用する場合は、どの面を覆うかを選択し、覆う面の被覆の厚みとオフセットを設定します。
被覆材にマテリアルを使用	被覆にマテリアルリソースを使用します。リソースセレクタでマテリアルを選択します。

2.形状設定タブをクリックして、パラメータを設定します。配置基準のグラフィックは、配置基準点が置かれている場所を示しています。

パラメータ	説明
配置基準	すべての結合部と終端の処理は、2D／3D表示を制御する中心線に基づきます。配置基準を変えることで、構造材を正確に配置できます。
断面の回転角度	角度を指定し、構造材の中心線を軸に構造体の断面を回転させます。
配置基準	配置基準を選択します。
Y’方向／Z’方向オフセット	必要に応じてオフセットを入力します。
高さ	ストーリまたはレイヤを基準にして、始端と終端の高さを明示的に設定できます。
始端／終端高さ基準	始端／終端の高さ基準を選択します。柱挿入モードの始端／終端の高さ基準は、直線状挿入および曲線状挿入モードとは別に設定する必要があります。
始端／終端高さオフセット	必要に応じて、始端／終端の高さオフセットを入力します。
始端と終端の処理	端部のオフセット、水平面の角度、傾斜角度を手動で設定するか、または関連付けられた構造材から自動的に取得できます。関連付けられた構造材に対して値を入力すると、自動的に決定される値に追加して適用されます。
始端／終端の処理	始端／終端の処理を結合部によって自動的に設定するか、手動（カスタム）で設定するか、あるいは水平または垂直にスナップさせるかを選択します。
始端／終端のオフセット	構造材を正確に連結する必要がある場合は、オフセットを設定します。オフセットは、中心線の終端から構造材形状の終端までの距離です。
始端／終端の水平面の角度	70°以下の始端／終端の水平面の角度を設定します。
始端／終端の傾斜角度	70°以下の始端／終端の傾斜角度を設定します。

パラメータ	説明
使用する属性設定	オブジェクトの属性を属性パレットで設定するか、あるいはクラス、線種、または（マテリアルを使用している場合は）マテリアルで設定するかを選択します。線種では、面と線の色がサポートされていない場合があります。
切断面から上／切断面／切断面から下	属性を線種またはクラスで設定する場合は、構造材の属性を設定します。構造材は、切断面の高さで個別の属性を表示できるその他のオブジェクトと違って、オブジェクト全体で一様な2D属性を表示します。 2D属性は、構造材設定ダイアログボックスで適用された属性と、オブジェクト情報パレットまたはデザインレイヤの切断面の高さのどちらかで指定した切断面の高さによって決定されます。
センターマークを使用	構造材の終端に図形のセンターマークが表示されます。必要に応じてマーカーの長さと間隔の大きさを設定します。属性を線種またはクラスで設定する場合は、属性を設定します。
端部	構造材の始端や終端が表示されます。別の構造材の輪郭に関連付けられた終端の端部が非表示になっている場合は、連結された構造材の輪郭が結合して描画されます。