インターネットブラウザでWebビューを表示する

取り出したWebビューは、顧客やチームメンバーなどと共有するのに適したインタラクティブな3D表示を提供します。インターネットに接続されている任意のデバイスで、オービットモードまたは一人称視点モードで表示できます。ヘッドマウントディスプレイ(HMD)や、方位およびモーションセンサを備えたモバイル機器では、現実に近い360°のモデルを表示することもできます。Webビューと互換性のあるHMDの情報については、Vectorworks Forum(英語ページ)を参照してください。

Webビューの作成者から提供されたリンクをクリックすると、デフォルトブラウザにWebビューが表示されます。

Google Chrome、Microsoft Internet Explorer、Microsoft Edge、Firefox 68以降、およびSafari 11以降では、ブラウザのセキュリティ設定により、ローカルドライブでファイルを適切に開くことができません。FirefoxおよびSafariでは、設定を変更することでローカルで表示できます。操作手順については、Vectorworks Forum(英語ページ)を参照してください。ブラウザのセキュリティ設定は、悪意のあるファイルからユーザを保護することを目的としています。Vectorworksファイルは安全ですが、他のファイルを開く時は常に注意してください。

ExportWebView.png 

コントローラ

説明

リセット

WV_Reset.png 

クリックまたはタップすると、最初のビューとオービットモードに戻ります。

一人称視点オプション

WV_Options.png 

クリックまたはタップして、一人称視点モードを制御するオプションを設定します。

       壁の通り抜けの有無(衝突検出)

       歩行速度

       回転速度

       平行光源の角度などの影の表示オプション

       モデル情報の表示

クリップキューブ

WV_ClipCube.png 

タップすると、Webビューを切り抜いて表示するインタラクティブなクリップキューブのオン/オフを切り替えることができます。クリップキューブをオンにすると、アイコンの面が赤く表示されます。クリップキューブを使用してモデルを表示するを参照してください。

一人称視点モードとクリップキューブは同時に使用することはできません。

クリップキューブをオフにしてから、リセットをクリック/タップしてビューを元の状態に戻してください。

カメラコントローラの選択

WV_SelectCam.png 

クリックまたはタップして表示モードを切り替えます。このアイコンの左下には、現在アクティブなモードが表示されます。

オービットモード

WV_OrbitMode.png 

モデルを回転、パン、ズームして表示します。壁や床などのソリッド図形内を移動できます。

一人称視点モード

WV_FirstPersonMode.png 

モデル内を「歩き回る」ことができます。一人称視点オプションの壁の通り抜け設定で、ビデオゲームのように壁などのソリッド図形にぶつかるか、それとも通り抜けられるかを決定できます。

一人称視点モードにいる間に、モデルの表面をクリックまたはタップすると、その場所に一瞬で移動できます。

360°モード

(モバイルのみ)

WV_360.png 

方位およびモーションセンサを備えるモバイル機器では、これをタップして、機器を動かすことで制御可能な360°表示を有効にします。360°モードでは、モデルは画面のタップやドラッグに反応しません。

VRモード

(ヘッドマウントディスプレイまたはモバイル機器の360°モードでアクセス可能)

WV_Stereo.png 

ヘッドマウントディスプレイまたはVR(仮想現実)ビューアを使用する場合は、VRモードをクリックまたはタップしてアクティブにします。

モバイル機器の場合は、使用する対応ビューアを選択して機器をビューアに取り付けると、没入型の体験が可能になります。VRモードでは、ビューはタッチ操作に反応しません。

一人称視点モードでのVRの「ウォークスルー」を有効にするには、VRモードに入る前に人物が地表面上にいなければなりません。

ヘルプ

WV_help.png 

クリックまたはタップすると、状況依存ヘルプが表示されます。

取り出したWebビューを受け取る顧客など多くの人はVectorworksヘルプシステムにアクセスできず、またナビゲーションは使用するデバイスによって異なるため、Webビュー自体に短い初歩的なチュートリアルやデバイスに特化した詳細なヘルプが含まれています。

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Webビューの取り出し