DesignSeries00051.pngカーテンウォールの設定

Vectorworksプログラムは、実際の建築規格に従って、カーテンウォールのフレーム、パネル、および接合部をモデル化します。エネルギー解析を行う場合は、カーテンウォールに指定したエネルギー関連情報が考慮されます(Vectorworks Architectが必要)。ドアと窓は、カーテンウォール内に挿入した時にすべてのデザイン要素が連携するよう、特殊な機能を備えています。

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カーテンウォールは、フレームとパネルのグリッドの繰り返しで構成されます。壁の設定ダイアログボックスで、カーテンウォールの1断面を構成する水平および垂直方向のフレームの数を指定し、次にグリッド内のフレームとパネルの外観を指定します。カーテンウォールの長さと高さにわたって、定義した断面が繰り返されます。

スタイルなしのカーテンウォールを先に描画し、後でオブジェクト情報パレットのカーテンウォールグリッドをクリックして、カーテンウォールのパラメータを設定できます。カーテンウォールグリッドダイアログボックスが開き、スタイルなしのカーテンウォールのパラメータを編集できます。ただし、スタイルなしのカーテンウォールをこの方法で編集すると、既存のフレームとパネルがクリアされ、カーテンウォールグリッドが再作成される場合があります。概念:カーテンウォールグリッドのガイドラインを編集するを参照してください。

カーテンウォールの設定は、壁の設定ダイアログボックスで指定します(壁を作成するを参照)。パラメータは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。カーテンウォール編集ツールでは、壁の個々のフレームとパネルを操作できます。カーテンウォールのフレームとパネルを編集するを参照してください。

標準の壁の設定はやや異なります。標準の壁を設計するには、標準の壁の設定を参照してください。

これらの壁の設定を壁スタイルとして保存するには、壁スタイルの設定を保存をクリックします。壁スタイルを作成するを参照してください。

保存または選択した壁スタイルはファイル内のリソースとして保存され、リソースマネージャやツールバーの壁スタイルリストに表示されます。

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壁を作成する

壁を作成する

壁の方向

壁スタイルを使用する

自動的に壁を結合する

壁を編集する

属性パレット

複数のストーリを備えた建物構造を設定する

壁のプロパティ